右から店主の渡辺さん、亀山さん、奥様の由喜江さん。テーブルの上には亀山夫妻の大好物ばかり並んで。車の話、ランニングの話、止まらない。
共通の趣味があるからまた、「話したい」って思える
自動車部品の輸入卸会社を経営する亀山貴一さん・由喜江さん夫妻は、温かく、憧れてしまう雰囲気がある。《イタリアンレストランBIANCO》のマスター・渡辺久夫さんが車好きということもあり、車の話題で花を咲かせて。男性二人の横顔を見ているだけで仲の良さが伝わってくる。
勉強家で負けず嫌いの渡辺さんは、食と健康への考え方に筋が通っている。そして、人情深い。「電話すると、遅い時間でも席を空けておいてくれて。厨房からもちょこちょこ出てきてくれるから、また話し込んじゃって」。共通の話題がある。話せる。それが亀山さんにとっての心地良さなのかも。
左／渡辺さんがかつて病院で働いた経験を生かし、低インシュリンのイタリアンコース（要予約）も提案。壁には健康に良い「食」についての解説が。右上／「亀山さん用には”ミックスピッツァ”にアンチョビを散らすんですよ」と渡辺さん。必ずオーダーする一皿だとか。1,200円。
【今回の社長さん】亀山 貴一さん
三貴プリパレーション有限会社
江東区新木場2-8-4-A棟
03-3521-0155
http://www.mikipreparation.com
イギリスの自動車部品の輸入卸会社。1950～60年代から現代までのプレステージ・カー＆スポーツ・カーの部品やアクセサリーを専門ショップ、ディーラーへ卸している。なかには1930年代、戦前のビンテージ・カーの部品も。