こだわりの自家製蕎麦と、昔懐かしい昭和カレー


隅田川にかかる新大橋の袂にある、昭和6年創業のお蕎麦屋さん、

 

そば処 天狗

 

三代目の大矢修吾さんが打つ香り高い蕎麦を求め、遠方からもファンが訪れる名店です。

 

 

接客を担当するのは二代目の奥様・愛子さんと、その娘さんで修吾さんの姉にあたる純子さん。天狗の蕎麦を知り尽くしたお二人が、下町らしい気持ちのいい接客と笑顔で迎えてくれます。

 

 

蕎麦本来の風味が際立つ麺は、石臼挽きのそば粉と信州のそば粉の2種をブレンドし、大矢さんが毎朝丹精込めて打っています。合わせるのは、削りたての宗田節と鯖節をブレンドした、出汁香るつゆ。

 

 

「店ごとに蕎麦もつゆもそれぞれの個性があり、その方の舌にあう味があると思います。うちの蕎麦が少しでも多くの方の舌に合えば嬉しいですね」と、とっても謙虚な大矢さんファミリー。

 

こちらの蕎麦は、そんな大矢さんの誠実さが感じられる、上品で端正な味わい。口に含めば、芳しい香りが鼻に抜け、蕎麦の自然な甘みと清冽なおいしさが口いっぱいに。続いてつゆのおいしさが追いかけてきます。

 

この正統派の蕎麦に加えて、ファンの胃袋を掴んでいるのがカレー。

 

懐かしくて新鮮! ザ・昭和のカレー

 

見てください、この郷愁誘う黄色のルー!

 

「先々代が創業当時から作っている、いわゆる昭和のカレーです。今のカレーとは別物ですね。この味を懐かしがって来店してくださる方も多いですね」と愛子さん。単品840円(実際は写真よりも多いです)。

 

 

ほかにはないオリジナルのカレー、おいしさの秘密は手間暇かけて作る自家製ルーにあり。HPから抜粋した製法ををそのままご紹介しますね。

 

『大きな釜で油を温め、大量の小麦粉を入れます。それを何時間もかけてなめらかなルーになるまでずーっとかき混ぜ続けるのです。焦がさないようにひたすら大ベラで粉と油が均一に混ざるように動かし続ける、とても根気のいる作業です。そして、なめらかになってきたルーに何種類かのカレー粉をブレンドし加えることで、当店オリジナルのカレールーが出来上がります。もちろん詳しいレシピなどありません。店主が長年の経験と勘で生み出したどこにも売っていないカレールーなのです』

 

このルーに中華スープやめんつゆを加えて「カレーライス」「カレー南蛮」「カレー丼」に展開。いずれも同店でしか味わえない逸品です。

 

 

さてそのカレーライス、いただいてみると、ルーのコクと中華スープのまろやかな旨みにほどよくスパイスが香る、優しい味わい。豚の細切れと少し食感を残した玉ネギとのバランスも絶妙で、現代のカレーとは別物のおいしさです。

 

同行したイギリス人ライターのスティーブンさんは「僕が子どもの頃に母が作ってくれた味!」と大喜び。昭和カレーはイギリスのおふくろの味でもあったのですね。

 

主張しすぎないマイルドな味なので、卵を落としたり(+100円)、カツカレー(1,000円)にしても美味。「デリバリーでご注文いただいた際に試していただきたいのが、市販の手頃なコロッケのトッピング。抜群に合うんです」と純子さん(こちら1人前からのデリバリーもOKです!)。

 

他ではなかなか食べられないこのカレー、単品のほか「セットメニュー」でも楽しめます。こちらの「カレーセット」1,050円は、月・火・水に登場。

 

 

木・金・土は、このカレーを自慢のつゆで割った「カレー丼セット」1,050円を用意。そのほかカツ丼、焼肉丼、すき丼とのセットも。いずれもそば(掛けor盛り)+お漬物付きです。

 

これからの季節は具沢山の「鍋焼きうどん」1,130円もおすすめ。小麦本来のおいしさをいかした柔らかな自家製うどん、しっかりと出汁の味を含むので、鍋焼きうどんにするとおいしさがより際立ちます。

 

出前は一人前からOK(1回につき700円以上、配送料150円別途要)なので、自宅で本格蕎麦やうどんが食べたい時にぜひ。自宅の鍋や丼を持参してもOKだそうですよ。

出前メニューはこちら。

 

年越し蕎麦にもおすすめですよ~。

 

 

※本文中の情報は2019年11月時点のものです。

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