これぞ職人!プロの仕事場見学記
公開日:2014年7月2日
しみの除去率90%!
これは驚異的な数字だそうです。
こちらは、衣類の汚れ・しみを落とすことに特化したクリーニング店。
「会員制クリーニング ベレーナ亀戸本店」です。
突然ですが
「まずは、しみ抜きするところを見てみます?」
「はい!ぜひ!!!」
「これ、うちの親父のシャツなんだけど、ボールペンで何か書いちゃってください」
では、遠慮なく・・
「ことみせ」と書かせていただきましたm(__)m
「大丈夫ですよね・・(^▽^;)?」
「まあ、見ててください」
テキパキとした手の動きです。
わずか1分もかからないくらいの時間で魔法のように・・・
ボールペンで書いた字が消えました(・o・)
撥水加工のデモンストレーションも見せてもらいました。
白いネクタイに撥水加工をしています。
そして・・・
わかりますか?水をたらしたら、玉になりました。
わかりやすく色水で・・・染み込まずにコロンとしています。
効果があるのを実感!
ネクタイはもちろん、スーツや学生服に撥水加工してもらうといいかもしれないですね♪
染色補正という職人ワザ
こんなものを発見!染料と筆のようです。
染色補正という特殊な技術を持つ小林悟さん。
汗やしみなどで変色した服の色を修復するんだとか。
お気に入りの衣類についてしまった汚れが、何事もなかったかのように元通りになるそうです。
10年前の汚れも、あきらめないで
「他のクリーニング店で汚れが落ちなかった衣類、しみ抜きを頼んで “落とすのは無理” と断られた衣類、皮製品や着物など、10年前の汚れだって、あきらめずにぜひご相談ください」と小林さん。
まずは、見積りをしてくれるとのことなので、
家にある汚れた衣類、あきらめて捨てる前に、相談してみましょうか。
管理はバッチリ!きれいなドライクリーニング
クリーニング屋さんから戻った衣類が匂う・・
それって、ドライクリーニングに使う溶剤の管理がしっかりされていないからなんだそう。
匂いのモトとなる脂肪酸をこまめに除去、さらに長時間かけて濾過しているので、使用する溶液は無色透明。手間がかかるので、ここまで出来る店は少ないんだとか。
これがドライクリーニングの機械。
肌と環境に優しいこだわりの洗剤を使っているから、
毎日使うワイシャツも安心して着られますよ」だそうです。安心、安心。
父と息子
時には意見をぶつけ合いながら良いコミュニケーションで仕事をしている父と息子のおふたり。
スキューバダイビングインストラクターの経験もあり
という、お父さまの小林伸治さん。 ダンディです!!!
「自分の好きな服を着たいからね。
体型維持のためにジムにも通っているよ」
足元までオシャレです!
ダンディな伸治さんはお仲間も多く、情報ツウ。
亀戸の街のこと、いろいろ教えていただいちゃいました。
「飲み屋のことならオレに聞いてね」と息子の悟さん。
最後に
「ココロのしみは落とせぬが 服のしみは 落とします」と
私がその場で作ったキャッチコピー。即座に・・・
「ただし愚痴なら聞きますよ」(ふしを付けて・・笑)と悟さん。
笑って終わった取材でした(*^-^*)