味と雰囲気の良さで人気の老舗そば処
公開日:2015年2月18日
「そばカフェ」と呼びたいような素敵なおそば屋さん
ここは南砂「そば処 いなりや」。
店名の由来でもある仙気稲荷神社にほど近い
仙気いなり商店会通りにある、出前もしてくれるおそば屋さんです。
北信州栄村「秋山郷」の石臼挽のそば粉を使用、うどん・ラーメンも自家製麺という、創業65年を越える老舗で、店内には店の昔の様子を伝える写真もありました。
いい雰囲気!ダシの香りがただよって・・食欲がわいてきます!
店内は明るくキレイで、まるでカフェみたい。
大きなクスノキのテーブル、有田焼のシェードの灯り、あったか~い雰囲気です。
「漆喰(しっくい)の壁には職人さんの遊びゴコロがあるんですよ」と石田さん。
言われなければ気づかなかったけれど、漢字で「大入(おおいり)」って所々に記してあるんです。
わかりますか?お店に行ったら、ぜひ見つけてくださいね!
堀座敷もありました。
長く愛されています
こちらは鴨南蛮(930円)。
3種類の削り節でとったダシ汁に、数日寝かせた かえし を加えた甘汁と呼ばれる上品なつゆに鴨肉とネギ、ゆず、三つ葉の風味が加わり、美味!
ネギ専門店から仕入れているという、太さが揃っていて、切った時の断面がつまった千住ネギを使っているそうです。
カラダがポカポカ温まる、冬の定番人気メニュー、これを食べずに春を迎えられません!
その他の定番メニューですが、
古いものだという、このお品書き、「昔ながらのおそば屋さん」って感じでいいですね。
テーブルの上のメニューはイラスト入り。
「これ、うちの奥さんが描いているんですよ」って3代目店主の石田朝男さん。
こちらが奥様。
ほっこり癒し系のイラストがお店の雰囲気と合っていて、素敵です♪
ササッと用意してくれた、宴会メニューだという、板わさと鴨スモークとそば味噌キュウリの三種盛りも、美しく・・
「親子3代で通ってくださるお客様もいらっしゃって、嬉しい」という石田さんご夫妻。
「お客様に支えられてやってきました」とのこと。
感謝の心があるからこその温かさ。
また寄りたくなる
下町の、あったかい雰囲気のおそば屋さんでした。
※写真中の商品の価格は2015年2月時点のものです。