ここだけ! おいしい進化を遂げた深川あさり蒸籠めし
公開日:2021年3月9日
門前仲町の駅を出てすぐ。永代通り沿いにある
門前茶屋
深川名物・深川めしが食べられるお店です。
深川めしには、ご飯にあさりの味噌汁をかけた“ぶっかけ飯タイプ”とあさりを入れて炊き込む“炊き込み飯タイプ”があります。
こちらのお店の深川めしはそのどちらとも違う、蒸篭で蒸し上げるオリジナルタイプ。
「深川めしをよりおいしくお客さまに食べてもらいたい」という思いから先代の板長が考案した、創業当時からのメニューです。
蒸籠のふたを開けると、青のりの香りがふわっと広がり食欲をそそります。蒸し上げられたあさりは豊潤で柔らか。ご飯にもあさりのエキスが浸み込み、上品で優しい味を醸し出しています。
▲「深川あさり蒸籠めし」1,210円(税込)・ランチ1,000円(税込)。お米マイスターが厳選した、あさりに最も合うお米を使用
「日本料理の伝統的な技法『炊き合わせ』で調理しています。別々に炊いたあさりとご飯を、高温高圧で一気に蒸し上げるため、あさりの旨味を逃さず、ふっくらと仕上げることができるんです」と言うのは、オーナーの飯島佳子さん。創業41周年を迎えたこちらのお店を率いる二代目です。
▲厨房には巨大な蒸し器が。この天板の上に蒸籠をのせ、蒸し上げます
四季折々、季節限定の蒸籠飯も登場します。こちらは3月~の「桜エビの蒸籠めし」1,210円(税込)・ランチ1,000円(税込)
▲駿河湾産の桜エビを使った桜エビ蒸籠めし。なくなり次第終了(通常は5月頃まで)
そして、もうひとつの目玉が炉端焼き。
カウンターにある炉端で熟練の焼方が焼き上げます。
▲ヘイ、お待ち! 「串盛り」1, 320円(税込)
パリッと焼き上げられたつくね、冷えても柔らかくジューシーなネギマ、濃厚な味わいのハツ…どれを食べてもおいしい!
新鮮な魚介も、日本酒もあります!
焼き物だけでなく、「お刺身5点盛り」3,300円(税込)などのメニューも。
「あさりの酒蒸し」850円(税込)は、シンプルに素材のおいしさを生かした逸品。あさりの出汁が甘く優しい味わいです。
また、厳選されたおいしい日本酒が飲めるのもこちらのお店の売り。
「定番以外の、新しい蔵のものもいろいろ用意しています」
▲京都の「伊根満開」は、女性杜氏によって造られた日本酒。古代米の赤米を使用し、色も風味もロゼワインのよう。1杯880円(税込)
店舗は2年前に全面リニューアル。明るい雰囲気になり、女性やファミリー層のお客さまも増えました。
「店構えを見て、敷居が高いと感じるかもしれませんが、ごく普通の居酒屋です(笑)。一見さんもおひとりさまも大歓迎ですよ」
▲左からオーナーの飯島佳子さん、板長の飯野正博さん、高橋武光さん、店長の長嶺秀之さん
ちょっぴりリッチな気分になれるのに、お財布にはやさしい。門仲でそんなお店をお求めの際はぜひこちらへ!