地金にこだわるジュエリー職人
公開日:2015年6月20日
1920年より3代にわたって続く老舗ジュエリーショップ「jewelry sashou」では、
ジュエリーのリフォームのご依頼の際、
依頼人が持ってきたジュエリーの地金を使うことがあるそうです。
買い取りし、リフォームには新しい地金を使うお店が多いそうで、
依頼人が持ってきた地金をそのまま使うところは少ないんですって。
「おばあちゃんの形見の指輪だったりすると、その地金を使ってあげたい」
と3代目の真一さん。
素材や依頼人の考えや想いをじっくり聞きながら考えるそうです。
こちらは指輪をネックレスにして2人のお嬢さんに引き継いだ時のリフォーム
<before>
<after>
ステキです!
お嬢さんは感動したでしょうね〜。
地金の配合によって微妙に変化する色味や強度、それらも鑑みながら素材と向き合い、
依頼人の雰囲気を思い描きながら創り上げるそうです。
結婚指輪や婚約指輪は、カップルが地金を打たせてもらえたりもし、
「いい記念になる」と喜ばれているそうです。
金鉱で金山を掘り当てたハンマーが、海外では縁起がいいとされていることに由来して
最近では、その時に使ったハンマーをプレゼントするそうな。
思い入れのあるジュエリーの注文は、こういうお店で頼みたいものですね。