他の惣菜が食べられなくなる！？自然素材で作るお惣菜とお弁当
公開日：2023年9月1日
※取材時点の料金から変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
体に優しいをモットーに、お惣菜やお弁当を毎朝一から手作りするおかず屋 ORINO。
2023年1月のオープンから、「ワンオペ育児の強い味方」「惣菜は一度食べたらORINOがいいね」など多くの反響をよんでいるテイクアウト専門惣菜店です。
なんと、取材に訪れた平日16時ごろにはすでにお弁当が完売しているほど。ショーケース内のお惣菜も一部完売していたり品薄になっている商品も出ていますが、電話で予約すれば取り置きも可能です。
△お昼時はその日できたてのお弁当が棚にずらりと並びます
保存料・うま味調味料不使用にこだわった体に優しいおかず屋
「これまでずっと料理に関わる仕事をしてきましたが、子供が生まれてからより一層食への関心が高まりました。自然素材をベースに、保存料やうま味調味料を使用せず子供が食べやすい柔らかさと味付けにこだわっています。」と店長の井ヶ田さん。
しかしながら、自然素材やうま味調味料不使用と聞くと「味が薄そう」「物足りなさを感じそう」と思われる方も多いはず。今回は、人気のお弁当とお惣菜の紹介とともに、実際に試食してみた感想もお伝えしていきます。
△おかず屋ORINOのたっぷり野菜重ね弁当 860円
一番人気のお弁当です。井ヶ田さんの出身地でもある茨城県のつくば鶏を使用した「鶏の唐揚げ 甘辛醤油タレ」をメインに、きんぴらごぼう、昆布の佃煮など副菜も豊富に詰め込まれています。お弁当は二段構造になっていて、下段には同じく茨城県から仕入れたお米を使用した白米が詰められています。柔らかくジューシーな唐揚げは、醤油タレがしっかり絡まっていてご飯が進みます。どの副菜も味に深みがあり、物足りなさや味の薄さを感じることはなく、最後まで食材と出汁の味わいをしっかり楽しむことができます。
△おつまみレバー 390円
井ヶ田さんのレバー嫌いから誕生した商品はお惣菜の中でも一番人気。商品名の通りおつまみにもピッタリの一品です。独特な臭いや、あのボソボソとした食感のイメージが一掃される、手間ひまかけて仕込みをされたレバーです。
△にんじんシリシリ 300円
千切りにした甘いにんじんを卵で炒めた沖縄の郷土料理にんじんシリシリです。お子様も食べやすいようにと加えられたツナとコーンに、出汁とゴマ油の風味がよく合います。晩御飯のおかずをもう一品足したいといった時にも活躍しそうです。
△白身魚の南蛮漬け 710円
晩御飯のもう一品にピッタリなおかずといえば、こちらもおすすめです。丁寧に下処理された白身魚は生臭ささもなく、魚料理が苦手な方も食べやすい甘酸っぱい味わいです。
△チャプチェ 380円
野菜たっぷりの韓国風春雨炒めです。甘い醤油味でお子様も食べやすい味わい。和食だけでなくキーマカレーやハニーマスタードチキンなど多国籍な商品も豊富なので、毎日の食卓が華やぎます。
どれを食べても想像以上に出汁の味がしっかり伝わってくる、家庭で再現することが難しい繊細な味付けです。
さらに食材へのこだわりは、通常廃棄されることが多い野菜の端材などの使い道からも感じることができます。「捨てるものをなるべく少なくしたいので、出汁を取った昆布を佃煮にしたり、鰹節はふりかけにしたりと最後まで活用しています。」
店名は店長のあだ名から誕生
店名は、井ヶ田さんの昔からのあだ名「のりお」から生まれたんだそう。あだ名が店名に反映されていたり、先ほどご紹介したお弁当で使用されているお米や鶏肉も茨城県のご友人から仕入れている、といったエピソードからも井ヶ田さんのあたたかいお人柄が伝わってきます。
△レジ横に飾られている毛糸やプリザーブドフラワーで作られた飾り物もご友人からのプレゼントなんだそう
オードブルの注文も受付中
おかず屋 ORINOでは、大量注文やオードブルの注文も承っています。「ワインに合うオードブルが良い」「子供の誕生日に喜んでもらえそうなメニューで」などのオーダーも可能です。希望日の1週間前を目安にお電話または店頭でご予約ください。
一度食べたら他のお惣菜が食べられなくなると話題の手作り弁当とお惣菜のお店、おかず屋 ORINO。近くに訪れた際はぜひ立ち寄ってみて。
※記事の内容は2023年8月時点の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。
