参道でほっと一息、体にやさしい薬膳メニュー

公開日：2021年6月23日

薬膳のイメージを覆す参道のおしゃれカフェ

門前仲町、深川不動堂の参道にある薬膳カフェ＆ダイニング「お招き屋・ディデアン」。

 

生薬や無農薬・減農薬野菜などを使った料理やドリンク、デザートが気軽に楽しめる薬膳料理のお店です。

 

薬膳の基本はスープにあり

コンセプトは、「体に良くておいしいものを提供する薬膳のお店」。

 

定番の「薬膳カレー」は自家製ケフィアヨーグルトドリンクが付いて1,000円。

 

名古屋コーチンの鶏ガラと漢方薬を2日間煮込んで作り上げたスープに、インドやスリランカの香辛料を加えた自家製。化学調味料や加工品、小麦粉は使っていません。

 

カレーの中には、パプリカ、しめじ、鶏肉や無農薬有機栽培による玉ねぎがたっぷり。 五分づきの玄米とジャスミンライスをブレンドしたご飯とコールスローサラダと一緒にいただきます。

 

薬膳カレーは定番の他にも数種類あるので、お好みで選んでみてはいかがでしょう。

 

ケフィアヨーグルトドリンクで腸活

甘みと酸味が薬膳カレーとの相性抜群な「ケフィアヨーグルトドリンク」は、乳酸菌と酵母が共生して発酵するケフィア（発酵乳）を用いた乳酸菌飲料。粒状のケフィアに牛乳を加えて作ります。

 

 

おいしくてヘルシーな薬膳スイーツを

「薬膳で多くの人が元気になればとの思いで、店を始めました」と永添さん。

 

中国の黒龍江省の原生林で採取されたというエゾウコギの根や茎を煮つめたエキスを直輸入。店ではデザートで提供しています。

 

そのひとつがこちらの「エゾウコギゼリー」500円。

 

ゼリーの他、エキス入りコーヒーやバニラアイスにエキスをかけたアフォガードも。

 

名物デザートをもうひとつご紹介。台湾で古くから「腎臓の妙薬」とも呼ばれる植物「愛玉子（オーギョーチー）」を使ったゼリー状の薬膳スイーツ。その名も「愛玉子（オーギョーチー）」。

 

オーギョーチーには味がないため、様々なシロップと合わせて提供。写真は、広島産無農薬レモンで作ったシロップを加えた「レモンオーギョーチー」500円。暑い日にぴったりなスイーツです。

 

水に触れると常温で固まる種から作るオーギョーチーは、食物繊維が豊富な天然のペクチン。自宅でも作れるように、乾燥した種を作り方とともにセットにして販売しています。

 

 

「参道の名物ドリンクになれば」

そんな思いで店頭販売するのが、山口県「旭酒造」の「獺祭」の酒粕で作る「甘酒」500円。夏は冷やしてジェラードで、冬はホットで提供します。

 

もちろん店内でいただくことも。

 

その他、「ラッサムスープ」400円も人気のドリンク。南インドでポピュラーなスープのひとつで、別名「アーユルヴェーダスープ」。

 

トロピカルフルーツ「タマリンド」のさわやかな酸味と甘み、ブラックペッパーやチリパウダーの辛味が独特な味わい。トマトや豆、コリアンダーなど数種のスパイスも加わった、体の芯から温まるスープです。植物のみで作っているのでヴィーガンの方にもおすすめですよ。

 

疲れ気味な時、自分の体をいたわり癒やしたい時、おいしいものが食べたい時に訪れたい場所がひとつ増えました。

 

※記事の内容は2021年6月時点での情報です。最新の情報は直接お問い合わせください。