restaurant_menu 日本料理 restaurant_menu 居酒屋 restaurant_menu 日本酒(立ち飲み)

めしと酒 と㐂(メシトサケ トキ)

place亀戸駅北口から徒歩9分

毎日変わる黒板と季節の酒。亀戸で常連さんが通う小さな一軒

公開日:2026年8月21日

※取材時点の料金、営業時間など変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。

English Page>>

 

亀戸駅北口から徒歩9分。明治通り沿いを南に歩くと、遠くからも目を引く大きな看板が目印の居酒屋「めしと酒 と㐂」

 

カウンター席と立ち飲みスペースからなるお店には、日替わりの料理と季節の日本酒を目当てに、今日もお客様が集まります。

 


呼びやすい名前を目指し「と㐂」というお店に

めしと酒 と㐂

△カウンター越しに店主の時岡義将さん(左)と会話が楽しめる

 

店名の「と㐂」は、時岡さんの名字から。

「㐂」は「七」が三つ並んだ「喜」の崩し字であり、縁起がよく、字面も気に入って選んだといいます。

 

「お客様は店名で呼ぶことが多いじゃないですか。呼びやすい名前の方がいいと思ったんです」と話す時岡さんは、長く飲食チェーン店で働いたのち、独立を決意。

細く長く続けられるお店を目指したときにたどり着いたのが、駅前よりも住宅地に近い現在の場所でした。

 


壁一面のお品書きと毎日変わる黒板

めしと酒 と㐂

△立ち飲みスペースの壁を埋めるお品書き

 

店内はカウンター席と、それを背にした立ち飲みスペース。壁には手書きのお品書きがびっしりと貼られています。

 

めしと酒 と㐂

△その日のおすすめが書き込まれた黒板

 

通ってくださる方が多いからこそ、飽きられないように、日替わりのメニューを意識的に入れ替えているそうです。

本やインターネットで調べて、初めて作る料理もあるといいます。

 

「日々研究しながら、というと大げさですけど、試しながらみたいな感じで」と時岡さん。

 

自分でも食べたことのない料理を作り、その味に驚くこともあるそうです。

 

「今度これが食べたい」「夏っぽいものを」といったお客様からのリクエストが、次のおすすめになることもあります。

 

めしと酒 と㐂

△通常メニューも豊富です

 


豊洲の「マグロぶつ」と季節でめぐる日本酒

めしと酒 と㐂

△マグロぶつ

 

開店当初から続く一品が、豊洲市場から仕入れている「マグロぶつ」。

今回はインドマグロを使用し、大ぶりで肉厚な身は食べ応えがあり、ひと口頬張るとマグロ本来の濃厚な旨味がしっかりと広がります。ほどよい甘みも感じられ、満足感のある味わいです。

 

めしと酒 と㐂

△煮込み

 

「煮込み」は、じっくり煮込まれた『もつ』が口の中で溶けてしまいそうです。そして、味がしっかり染み込んだ大根も主役級のおいしさです。

コク深いみそ味ににんにくの風味がほどよく効き、ひと口食べるごとに箸もお酒も止まらなくなる味わいです。ビールとの相性も抜群で、思わずもう一杯飲みたくなる一品です。

 

「肉豆腐」と「煮込み」も当初からのメニューですが、仕込みの都合から、今は日替わりでどちらか一方が提供されています。

 

めしと酒 と㐂

△ズワイガニ甲羅盛り

 

日替わりメニューとして登場した、紅ズワイガニを贅沢に使った一皿「ズワイガニ甲羅盛り」。

ほぐした紅ズワイガニの身がたっぷりと詰まり、その上には香ばしく焼き上げたチーズがかかっています。さらに、甲羅の中に詰まったカニみそが加わることで、クリーミーで濃厚な味わいに仕上がっています。

 

紅ズワイガニならではの豊かな旨味に、カニみその深いコク、そしてチーズのほどよい塩味が絶妙に調和。ひと口食べるたびに贅沢な風味が口いっぱいに広がります。濃厚でありながら後味はくどさがなく、日本酒との相性も抜群。じっくりと味わいながら、お酒を楽しみたくなる大人のための逸品です。

 

めしと酒 と㐂

△ホワイトボードに並んだ日本酒はどれも人気の銘柄ばかり

 

日本酒は、お客様の好みや、その時々に出会った一本から選んでいるそうです。

 

どちらかというと、通年で置くものよりも季節限定の日本酒が中心。

同じ銘柄でも季節が変われば米が変わるため、次に訪れたときには前とは違う一杯に出会えます。

 

めしと酒 と㐂

△なみなみ注いでくれます

 


お店を愛してくれるお客様を増やしていきたい

めしと酒 と㐂

△常連さんからも愛される時岡さん

 

「めしと酒 と㐂」に訪れるのは近隣にお住まいのご夫婦や、仕事帰りの方。ひとりで立ち寄る女性もいるそうです。

年齢層は30代から50代が中心で、70代の常連さんもおり、男女比はおおむね半々とのこと。

 

時岡さん曰く、「塩対応な店主だと思われている」とのことですが、それでも、このお店には常連さんをはじめ遠くからわざわざ足を運ぶお客様がいます。

 

神戸に引っ越したお客様が年に一度、出張で東京に来るたびに必ず顔を出してくれるそうです。その日たまたま居合わせた他の常連さんからも「帰ってきた」と声が上がる、そんな再会がこのお店にはあります。

 

時岡さんは「この店を好きだって言ってくれる方たちの熱量が本当にすごい」と語り、

「通い続けてくれるお客様には感謝しかない」と繰り返しました。

 

めしと酒 と㐂

△お店を切り盛りする店主の時岡義将さん

 

深夜の食堂を舞台にしたテレビ番組が好きで、ああいうお店に憧れがあるとも語ります。

 

時岡さんは、「少しずつでも、このお店を気に入ってくださる方が増えていけば十分」と、そう話しながら今日もカウンターに立ちます。

 

 


※2026年7月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。

詳細は必ず店舗にてご確認ください。

※記事中の金額は全て税込みです。

 

English Page>>

 

めしと酒 と㐂 の近くのお店

restaurant_menu居酒屋

keyboard_arrow_up