幕末の寿司を食べてみた
公開日:2014年7月8日
江戸時代のレシピを再現
5年ほど前に学者や食品メーカーが共同研究したそうな。
大川(今の隅田川)端で発祥したと伝えられている、当時の江戸前寿司を再現。
そのレシピで寿司を提供している数少ない寿司屋のひとつがここ、森下にある「やよい鮨」です。
さて、そのお味は・・
ワタシもいただくことに♪
握ってくれたのは、やよい鮨3代目の星名清明さん。
「味がしっかりついているので、醤油をつけずにそのままどうぞ」と、星名さん。
味噌汁、漬物、デザートがついて1,700円。
貴重なコメを使うため、土日月曜の週3回、一日約15食限定です。
この本格的江戸前寿司の特徴は何と言っても、天然塩と赤酢のみを使ったシャリ。
砂糖が入った現代のものに比べるとしっかりとした味です。
特別に指定農家のみで作られているという、粒が小さく粘り気が少ないのにもちもちしている「関取米」を使っています。
保存食だったという当時の寿司。
酢でしめる。
炙る。
その他、煮る、ヅケなど、生ものがいたまないように、という江戸の知恵が活かされています。
江戸の味、ぜひ味わってみてくださいね!
もちろん、ふつうの寿司もおススメですよ~!
初代から続く秘伝あり!
魚問屋で仲買卸をしていた初代が、昭和25年に自宅で寿司店を開業したというこちらのお店。
「店の自慢です」と言うのが、初代から引き継いだ秘伝のタレを使ったあなご。
まさにとろけるような食感でしたよ。あ・・思い出したらまた食べたいー(^^;
毎朝作っていると言う自家製厚焼き玉子は甘さ控えめ、上品な味でこちらも超おススメです!
まずは、700円代からとリーズナブルなランチからいかがでしょう♪
ママだって美味しい寿司を食べたい!
もちろんカウンターがあるので、ひとりでも楽しめます。
有名な作家も訪れて、エッセーで紹介されたこともあるそう。
そんなこちらのお店、文豪だけでなく、若いお母さんたちにも人気なんです。
そのわけは
このスペース!
店の奥にある大小宴会可能な18畳大広間。
お母さんだって、美味しい寿司が食べたいですよね!
貸切で利用できるって、ありがたい!(ワタシも母ですから、しみじみ実感です)
仲間と、子どもと、楽しく食事したいお母さん~、予約はお早めに!
まぐろと同じ?
赤い半そでTシャツ姿の冨美子さんは星名さんのお母さんで、初代店主の娘さん。
2代目であるご主人や清明さんと共に、店を切り盛りしています。
一年中、半そで姿で仕事をしているという、明るく元気なお母さん。
元気の秘訣は?
「なんでも興味をもつことよ。
カラダを動かすのが大好き、
まぐろと同じで回遊していないとダメなの(笑)」
と話す冨美子さん。
アクアビクスにも通っているという、下町のチャキチャキお母さん。
美味しい寿司と、愛すべき人生の先輩に、会いに行きたいお店です♪
※記事の内容は2014年7月時点での情報です。最新の情報は店舗に直接お問い合わせください