門前仲町発のプロ歌手が営むカラオケ喫茶へ!
公開日:2021年2月22日
演歌と昭和歌謡が似合う店
「カラオケ喫茶 昴」
門前仲町の裏道で、演歌のポスターが妙に目をひくお店です。
ドアを開けるとミラーボールがギラギラ! そこには昭和レトロな世界が広がっていました。
優しい笑顔で出迎えてくれたのは、店主の保里(ほり)謙二さん。
この方、現役の演歌歌手。『門前仲町恋しぐれ』というご当地ソングもリリースしています。
▲CDの購入も可能です
「カラオケ喫茶をオープンするのが長年の夢だった」という保里さん。
実はこの場所に「昴」という名の店が誕生したのは約40年前。長い年月の間にオーナーも業態も幾度か変わりましたが、その名は受け継がれ、2020年に保里さんがカラオケ喫茶としてオープンさせました。
「門前仲町でこういう(広さの)カラオケ喫茶は他にないんですよ。もっと大きなところやカウンターだけのこじんまりしたところはありますが」
初めて訪れたのにほっとする心地よさがあるのは、なぜなんだろう…と考えていたのですが、広すぎず狭すぎない、このちょうどよい広さの空間が一役買っているのかもしれません。
カウンターの奥行も一般的な店よりもゆったりしています。これも居心地がよい理由ですね。
歌い放題・飲み放題で、男性3,000円、女性2,500円(2021年2月現在は500円引き)。時間制限なしというから、かなりお得です!
▲各種ソフトドリンクもあり。写真はゆず茶。心も体もほっこり温まります
▲マラカスやタンバリン、うちわなどの盛り上げアイテムも常備されています
▲ステージ衣装も。着用してコンサート気分を味わってもOK
「人前で歌う」楽しさ、ここにあり!
音響の良さもこの店の自慢のひとつ。大きなスピーカーが4つもあるので、ステージさながらに気持ちよく歌えちゃいます。
歌って楽しむだけでなく、プロの歌声を生で聴くことができるのもこの店ならでは。保里さん自らがマイクを握ることもありますし、お友達の歌手の方が遊びに来て、歌ってくれることもあるそうです。
プロならではの目線で、保里さんから歌のアドバイスや声質に合ったおすすめの曲を教えてもらったりもできます。
新型コロナ感染予防対策もバッチリです。
入店時には検温、除菌用アルコールを常備。席はアクリル板のパーテーションを設置しています。マイクには使い捨てのマイクカバーを使用。歌う時にはマスクの着用を呼び掛けています。
カラオケ喫茶というと敷居が高く感じてしまう人もいるかもしれませんが、一見さんやおひとり様も大歓迎。オーナーとママが温かく迎えてくれるので、ちょっとでも「歌いたい」という気持ちがある方は、ぜひ一度訪れてみてくださいね。