スパイスパワーを実感!人気カレー店が潮見に登場
公開日:2021年8月16日
8月某日。うだるような暑さのなか取材に向かったのは、JR潮見駅前に2021年6月にオープンしたカレー専門店
ダージリンスパイス潮見店
△都内に数店舗を展開するカレー専門店の江東区初店舗。駅近でスーパーの隣り、10時~20時の通し営業と、使い勝手抜群です
ネパール人シェフが腕をふるうカトマンズカレーやカシミールカレーに加え、カツカレーやメンチカツカレーなど、王道の欧風カレーもラインナップ。13種の個性あふれるカレーは480円~というお手頃価格です。
△1階はターメリックカラーを基調にした開放感あふれる空間
インド&ネパール料理というカテゴリーではなく、あくまでもカレー専門店ということで、どんなカレーに出会えるんだろうと興味津々でお伺いしたのですが、真夏に食べるスパイスカレーの威力、今回改めて実感しました!
△2階にはカウンター席と2~4名様テーブル席を用意
炎天下の移動で、少々バテ気味でお店に入った筆者。スパイスたっぷりのカレーを試食させていただいたところ、一口ごとに身体がシャキッと、覚醒してくる感覚です。これはきっと、クミンやターメリック、カルダモンなど多種多様なスパイスのなせる技。
△好みのカレーと日替わりカレーの2種が楽しめる「レギュラーカレー」700円。写真は「ほうれん草チキンカレー」と「レンズ豆とチキンのカレー」。ナン3枚orご飯200gとサラダ付き
2種のカレーは、パンチの効いた辛さと複雑なおいしさが相まって、タンドール窯で焼き上げるナンと合わせれば、食べ進めるほどに止まらなくなる魅惑の味。
△「ほうれん草チキンカレー」は、玉ネギの甘みとスパイスの香りに、ほうれん草や乳製品の風味が重なるリッチな味わい
△「レンズ豆とチキンのカレー」。まずは玉ネギやトマト、レンズ豆の優しい旨みと食感が口いっぱいに。続いてパンチの効いたスパイスの辛さが押し寄せます
そして食べ終わるころにはすっかり体が軽く、気分爽快。うーん、スパイスパワーとその即効性、恐るべし! バテた時こそカレーですね。
タンドール窯を備える厨房に潜入
その魅惑の味が生み出される現場に、今回は特別に潜入させていただきました。スパイスを駆使して多彩なカレーを作り出しているのがネパール出身の二人のシェフ。
△左から、セレスタシェフとキランシェフ。お二人ともインドのレストランで腕を振るっていた熟練シェフです
厨房の奥を覗くと、前日に仕込んだナンの生地が整然と並んでいます。
△独自の配合で仕上げた特製生地。一晩寝かせて旨みともちもち食感を引き出します
注文が入るとこの生地を成型し、熱々のタンドール窯へ。
△高温で一気に焼き上げます。蓋をあけると食欲そそるいい香り。ナンだけをテイクアウトする近所の方も多いそう
その横に目をやると、どーんと山盛りの玉ネギが。この量、なんとカレーのベースに使う1回分!
玉ネギをじっくり炒め、スパイスや野菜・果物にナッツ、バターやクリームなど、カレーの種類ごとに調合し、さらに具材に合わせて何種類ものベースを作り分けるのだそう。
カレーの種類と具材よって使うスパイスも異なるので、13種のカレーはそれぞれ個性あふれる味わい。辛さも4段階から選べるので、その日の気分にあわせて多彩なカレーをチョイスできます。
また、欧風カレーはスパイスをしっかり使いながら、いわゆる日本の洋食的なカレーで、子どもも大人も大好きな味。「カツカレー」(700円)、「メンチカツカレー」(640円)などトッピングも充実しています。2021年8月末まで「12歳未満のお子様カレー半額キャンペーン」開催中なので、ぜひ家族で訪れてみてくださいね。
スパイスのパワーを身をもって実感した今回の取材。夏こそおいしいスパイスカレーを食べて、猛暑を乗り切りましょう!
※記事の内容は2021年8月時点での情報です。最新の情報は直接お問い合わせください。