伝説の老舗ジーンズショップ
公開日:2025年1月13日
※取材時点の営業時間、料金などが変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
住吉駅から徒歩たったの20秒。1948年に上野・アメ横で創業した老舗のお店「ジーンズショップ マルセル」。2020年8月に現在の江東区住吉へ移転し、地域のお客様を始め遠方からも訪れるお客様、アメ横からの昔馴染みのお客様などジーンズ好きの聖地的なショップです。
◆“通”好みのジーンズの宝庫
「ジーンズショップ マルセル」の魅力は、他店ではあまり見かけない “ここでしか出会えないジーンズ”が見つけられることです。日本の有名ブランドが東京に進出した際、最初に取引したのがこの店だというお話、凄い!ジーンズ業界での信頼の証ですね。
◆売れ筋よりも“こだわり”。圧倒的人気はベルボトム
ジーンズショップ マルセルの主力アイテムは、なんといっても“ベルボトム”。裾に向かって大胆に広がるこのシルエットは、70年代カルチャーを彷彿とさせながらも、ふたたび注目を集めているスタイル。「売れ筋より、ここでしか買えない特別を」、都内でも取り扱い店舗が限られる希少モデルです。
◆複雑な裾上げも、職人技が光る“モーニングカット”
ジーンズの命ともいえる裾。特に注目すべきは「モーニングカット」と呼ばれる特殊な裾上げ、前後の長さに差をつけることで、ブーツとの相性を抜群に引き立ててくれます。この高度な裾上げ技術を、わずか20分で仕上げてくれるというから驚きですね。
◆“洗ってからでも大丈夫” 無料裾上げがうれしい
購入したジーンズは、裾上げサービスが無料。しかも「一度洗ってから、丈を決めたい」というお客様の声にも応え、洗濯後の再調整も無料です。「長く履いてもらいたい」という店主の想いが込められたサービスです。
◆常連さんに支えられて
ジーンズショップ マルセルには、ジーンズを愛する人たちが訪れます・アメ横時代からの常連さんも多いのが特徴。中には、運転手付きの車で来店する“筋金入り”のファンも。
店内には、70年代を彷彿とさせるアイテムやヴィンテージ感あふれるラインナップがずらり。時間を越えて、ジーンズ文化に親しんだ人々の拠り所です。
◆70年代の空気感に浸れる。バンドマンも御用達
70年代のUSAカルチャーを連想させるものばかり。好きな人にはたまらない”空間が広がっています。バンドマンから、往年のギタリストまで、音楽好きの常連さんが足繁く通うのも納得です。
◆個性派も正統派にも、全方位に応えるラインナップ
フレア系を中心に取り揃えています。人気のベルボトムやブーツカットといった、シルエットに個性が光るジーンズが充実。もちろん、女性に人気のストレートジーンズやスリムタイプなどの他に50インチ超の大きいサイズも揃う豊富なラインナップ。
◆パンダもアロハも。大人の“やんちゃ心”に火をつける
ジーンズショップ マルセルはジーンズ以外も充実。アメ横の香りを引き継ぐパンダTシャツ、アロハ、ミリタリー、革ジャン、フライトジャケットなど、“大人のやんちゃ心”をくすぐる逸品が揃います。
◆“Gパン”の呼び名の背景、アメリカとマルセル物語
諸説ありますが、終戦後にアメリカ陸軍(GI)が履いていたデニム生地のズボンだから、日本ではジーンズを「Gパン」と呼ぶようになったんだとか。そのアメリカ人が履いていた裾の長い「Gパン」を日本人の体形に合わせて裾上げし販売したことがジーンズショップ マルセルの創業の契機だそうです。ウェブを見て訪れるアメリカからのお客様もいらっしゃって、時代と国境を超えたジーンズ文化の交差点ですね。
◆変わらぬ場所で、変わらぬ思いを。ジーンズショップ マルセルは、今日もここに
「お客様がいる限り、店を自分の都合で閉めることはできない」。そんなオーナーの言葉には、常連さんとの深い信頼関係がにじみます。長きに渡る実績から、ジーンズメーカーにも一目置かれる存在となった今でも、お客様を最優先にするスタンスは変わりません。
はじめての方も、久しぶりの方も。ジーンズショップ マルセルはいつでも、あなたにぴったりのジーンズをご用意して待っています。
※2025年4月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。