日本初! 中国・西安発祥「ビャンビャン麺」の専門店
公開日:2022年6月13日
中国一、画数の多い漢字を使う「ビャンビャン麺」の専門店
中国の中央部にある西安の郷土食として古くから伝わる「ビャンビャン麺」。
その専門店「西安麺荘 秦唐記(セイアンメンソウ シントウキ)」が2018年に中央区新川で初出店。特徴ある麺に加え、画数の多い「激ムズ漢字」を使った料理名が話題となり、テレビの情報番組など、メディアでも取り上げられて有名店になりました。
こちらが、「激ムズ漢字」と言われる「ビャン」という字。パソコンで変換できません・・
そのおいしさから人気に拍車がかかり、千代田区内にも出店。そして、江東区初となる「西安麺荘 秦唐記 永代総本店」が2020年8月、門前仲町エリアの江東区佐賀にオープンしました。
実はこちら、門前仲町で人気の中華料理店「深川永福餃子」「栄福記本店」系列の、ファミレス感覚で利用できるレストラン「福屋」だった場所。
「西安麺荘 秦唐記」のビャンビャン麺をより多くの人に知ってもらいたいと、ここを「西安麺荘 秦唐記 永代総本店」としてリニューアルオープンしたそうです。
「ビャンビャン麺」の作り方
2から3センチ幅に平たく手打ちで伸ばす「ビャンビャン麺」を作る様子を見せていただきました。
こちらが、小麦粉に水と塩を加えて作った生地。
麺棒で軽く伸ばしたら、両手を使って生地を伸ばし、同じ幅の麺にしていきます。
目にも止まらない早さで “ビャンビャン” と打ち付けながら、麺を伸ばしていきます。
わずか数秒でこうなりました! 1本の長さは約7メートル! これが3本で1食分です。
すぐに湯に入れて、サッと茹でます。
茹で上がったビャンビャン麺は、汁なし、汁ありのメニューからお好みの味でいただきます。一番人気はピリッと辛い味付けの、汁なし「ヨウボー麺」。タレが入ったどんぶりにビャンビャン麺を入れます。
麺の上にたっぷりの茹で野菜と唐辛子粉、自家製チャーシューをトッピング。
ジュっとアツアツの油をまわしかければ完成です。
もちもちした麺はくっつきやすいので、スピーディーに作るのが鉄則。ここまでの時間は約1分。
テーブルに運ばれた、こちらが人気の「ヨウボー麺」。お値段は850円です。
トマト麺、ジャージャン麺と並ぶ、この店の名物汁なし麺のひとつ。「西安3大定番の味」とメニューに記してあります。
もっちもちのビャンビャン麺! けっこうボリュームがあります。
でも、これで完成ではないんです! タレと麺をまぜまぜ、まぜまぜ、よ~く混ぜます。
↓こうなると完成! ビャンビャン麺を使ったピリ辛のヨウボー麺、いただきます!
タレが絡んだもちもちのビャンビャン麺は、中華麺とも日本のうどんとも違います。やや厚みがあって食べ応えあり!細かく刻んだ野菜やチャーシューが麺によく絡んで美味。これぞ中国3千年の歴史が生んだ料理! 唐辛子の効果か、いい汗をかきながら完食しました!
料理と一緒に運ばれていたのはビャンビャン麺の茹で汁。辛さが残る口の中に入ると、まろやかで、他のどんな飲み物よりも相性が抜群!ぜひ、お試しあれ。食後に飲むと、そのおいしさは感動ものです!
ちなみに、このオリジナルのどんぶりはお店の通販サイトでも買えますが、実店舗で買えるのはここ、永代総本店だけなんです。
「ビャン」グッズを販売するコーナーがあるのも、この店ならでは。
ビャンビャン麺を広めたいと、店で料理を提供する他、自宅で作れるセットを通販サイトで販売。なんと、最近、自動販売機での販売も始めました。
こちらは牡丹3丁目にできた、日本初のビャンビャン麺の自動販売機がある「自販ランド」。
今後は江東区内にビャンビャン麺の自販機を増やしていくそうです。
まずは、お店で味わってみてはいかがでしょう。永代総本店でことみせくーぽんを見せると、通常850円のヨウボー麺が500円になりますよ!
※記事の内容は2022年6月時点での情報で価格は税込です。最新の情報は店舗に直接お問い合わせください