「ボクらのネコタワー、見てもいいよ」
公開日:2015年11月5日
オリジナルネコタワー付きテレビ台なのだ
ボクの名前はネオ。ロシアンブルーで、もうすぐ1才だよ。 このコはボクと同じ年でスコティッシュフォールドの、わらび。
今日は、家具職人の古川さんがボクのうちに来ているんだ。 ことみせの人に、ボクらの遊び場を見せたいんだって。
古川さんは、ボクらのご主人に頼まれて、遊び場を作ってくれたんだよ。(ご主人は、ボクらが遊ぶこともできるテレビ台が欲しかったんだって)
「ネコの遊び場兼テレビ台のオーダーは初めてだったけど、楽しかった」って古川さん。
ご主人の希望を聞いて工房で作ったものを、この部屋に持って来て2時間くらいで組み立てたんだよ。
ほら、スゴイでしょ!ボクたちがもっと運動できるようにって、工夫してくれたんだ。
テレビ台の上から階段を使って、ドアの上の秘密基地まで行けるようになっているんだよ。
中央には市販のキャットタワーもあって、楽しそうでしょ。 ご主人がボクらのためにいろいろ考えてくれたのさ。
テレビ台の下には、個室とトイレがあるよ。これもご主人の希望通りなんだ。
古川さんが作ってくれた遊び場は、接着剤を使わないでネジで留めてあるから、後で組み合わせを変えたりもできるんだって。
取り付けてしばらくたった後も、ご主人と相談しながらボクらの好みに合うように改良してくれたんだよ。
今日もね、「ここに穴をあけてほしい」っていうご主人に「それじゃ、今度、道具を持ってきますね」って、古川さん。
サービスでやってくれるっていうから、ご主人も喜んでる。
古川さんとご主人の出会いはボクらが生まれる20年くらい前なんだって。
部屋に合わせてオーダー家具を作る古川さんのことを雑誌で知って、その時住んでいたマンションの部屋に合う家具を作ってもらって大満足だったらしいよ。
それからずいぶん経って、今のマンションに引っ越す時にも、古川さんがその時に作った家具を運んで、新しい住まいに合うようにリフォームして設置してくれたんだ。
そのひとつがコレ。
デッドスペースを有効活用したくてたまらない古川さんが、ご主人と相談して作った収納棚だよ。
別の部屋にある壁面収納家具も、古川さんの自信作。古川さん、ちょっとドヤ顔だね。
ここにも、空間を有効活用したいっていう古川さんのアイディアがあるんだ。
壁のスイッチはここに隠れているよ。
扉を開くと、テレビがあるんだよ。(わらびが入って、奥に隠れてるw)
アイディアを活かした家具を作るのが得意だっていう古川さん。
ボクらの遊び場を一生懸命作ってくれたからさ、ちょっと愛想良くしてあげようかな・・と思ったら・・・なーんだ、もう帰っちゃうのか。
古川さんの家具をご主人が喜ぶから、また来てもいいよ、古川さん。