アートと音楽とおいしいがいっぱい!砂町銀座の洋菓子カフェ
公開日:2019年1月17日
ここは砂町銀座商店街の中ほどにある、モカドール洋菓子店。
久しぶりに訪れると、入ってすぐ正面にあったショーケースがなくなっていて、店内に今までなかったカフェスペースが誕生していました。
「音楽ならジャンルを問わず好き」というオーナーパティシエ、三好 勇さんが選んだ高性能スピーカーから心地良い音楽が流れているのは以前と同じですが・・絵画、書、レコードジャケットなどが飾ってあって、ここはもう、アートギャラリーのよう!!
絵画や書は、すべて三好さんの作品。以前から飾ってあるものに加えて、美術展に今後出店予定の作品や、制作途中のものまで、ずら~りと店内壁面を埋めてます!
2018年に販売スペースを減らしてカフェスペースを作ったそうですが、その理由について三好さんはこう言います。
「ケーキ作るの疲れちゃって、ちょっとのんびりしようと思ってさ」
「え~!!それでカフェを!?」
絵画、書、陶芸、家の改装など、半端ないもの作り大好きパティシエの三好さんがケーキ作りに疲れたなんて!!
生ケーキだけでなく、焼菓子や、マロングラッセ、ジャム、チョコレートなど、すべて作る三好さん。たくさんの量を作ることに疲れてしまった、ということで、ケーキの量を減らすことにして、大きなショーケースを処分、小さな冷蔵ケースに変えたそうですが・・
それがこちら。
あらら・・小さい・・
お客様からも、「ケーキが少な過ぎ」と、不評だそうです(ですよね・・)
ドイツ風アップルパイ
毎日作るケーキは減りましたが、この店の定番、ドイツ風アップルパイ(350円/税別)は健在でした!
煮リンゴの上にクリームチーズを乗せ、パイ生地で包み焼き上げた逸品をご覧ください!パイ生地の中にびっしりとおいしさが詰まっています!!
「人がやらないようなことをしたい」という三好さん。パイ生地、煮リンゴだけでなく、チーズも自家製なんだとか。
このドイツ風アップルパイを、ホットココア(450円/税別)と一緒にいただきました。
パティシエが作るホットココア
パティシエが作るココアは一味違います!
味が濃い!香りがいい!
「このホットココアは、飲むチョコレートケーキみたいなものだよ」と三好さん。
ココアベースに、タマゴの黄身、バニラ、ラム酒、チョコレートを加えるのは、チョコレートケーキ作りと同じだそうです。
ココア好きさんに飲ませてあげたい・・
ちょっとしたプレゼントに良いものいっぱい!
ケーキは以前よりずいぶんと種類が少なくなりましたが、焼菓子やマロングラッセ、ザワークラフト、ジャムなどは変わらず店に並んでいました。もちろん、すべて店の厨房で作ります。
ここに並ぶのは、送る相手に気を使わせないような、ちょっとしたプレゼントにちょうどいいものばかり。
例えば、こちらの焼菓子、マンデルクーヘン(220円/税別)。2種類のナッツが入ったドイツ風のお菓子です。かわいいですよね。
来たるバレンタインデー用に、チョコレートを使ったお菓子も並び始めました。
やっぱりケーキが作りたい!
さてさて、ケーキを作る量を減らした三好さんですが・・
お客様の要望が多くあり、「やっぱりケーキを作りたい!」という思いがふつふつと沸いてきたそうで(ですよね~)、以前のものよりもう少し小さめなショーケースを、春頃、入れることにしたそうです。
アートのようなケーキたちにまた会えますね♪
砂町銀座商店街でのお買い物や散策途中、ちょっと一息つきたい時は、アートと音楽、おいしいスイーツとドリンクが楽しめる、このお店を思い出してくださいね。
※本文中の情報は2019年1月時点のものです。