住吉で気軽に楽しむワインと料理のマリアージュ
公開日:2021年4月9日
アトリエのようなビストロ
住吉駅から徒歩3分、ツインタワーすみとしの1階に2021年1月オープンしたビストロ「ラトリエ」。フレンチの魅力を伝えたい、もっと気軽にフレンチを楽しんでほしいとの思いから、店の雰囲気はいたってカジュアル。カウンター席があり、ワインバルとしても楽しめます。
「カウンター越しに職人の仕事が垣間見れるアトリエのようなビストロ」をコンセプトに店作りするフレンチシェフ、斎藤晶(しょう)さん。
神楽坂でビストロを営むオーナーから才能を見出され、この新店舗をまかされた若き実力派。仕入れから接客までひとりでこなします。
お好みやワインとのマリアージュを考えて作るメインディッシュ
「仕入れた食材を使った主な料理名が黒板に書かれていますが、お客様のオーダーやお客様が選んだワインに合わせて、調理方法やソースを変えますよ」とのこと。これぞ、アトリエ的ビストロ!
たとえば、こちらのメインデッシュは赤ワインとのマリアージュを意識し、カシス、いちぢく、フォン・ド・ヴォー(仔牛のだし汁)を使ったソースをトッピング。
これが赤ワインに合うんです。
ちなみにこちらは、「鴨肉のロティ」1,900円(税込)。うま味を引き立てるべく下ごしらえした鴨肉を、一番おいしい状態になるようローストしています。
添えられた野菜はアスパラガス、新ごぼう、新たけのこ、ラディッシュ、うるい、紅くるり大根。旬のものを使うので、日によって変わります。
できるだけ珍しいものや家庭ではあまり食べないような食材を使うという斎藤シェフ。多くを、自ら出向き厳選して仕入れています。
ワインはフランス、イタリア、ドイツなどヨーロッパ産をメインに、様々なワインの魅力を知ってもらいたいと常時入れ替え。お客様からのオーダーで取り寄せることもあるんだとか。
ランチでフレンチ、いいじゃない
休日の昼、ワインを飲みながらフレンチを楽しむ・・素敵だと思いませんか?
平日のランチは800円(税込)。土日、祝日の昼は、2種類の前菜、メイン、自家製フォカッチャ、パスタ、スパークリングワイン1杯がセットになって1,500円(税込)で楽しめるお得なコース料理を提供。特にカップルに好評だそうです。
肉と魚がダブルでメイン、全8種類の料理が堪能できる、夜の新コースもメニューに加わるとのこと(2日前までに要予約)。都心に行かずとも、地元で上質なフレンチをワインと共に気軽に楽しめるなんて、住吉在住の皆さんがうらやましい・・・
オープンから間もないですが、町の人たちとの交流を深め、すでにご近所さんから親しまている様子。お客様に喜んでもらいたいという思いが伝わる料理はもちろん、シェフの人柄も魅力です。
※記事の内容は2021年4月時点での情報です。最新の情報はお店に直接お問い合わせください。