house 自動車整備

三孝自動車(サンコウジドウシャ)

place住吉駅B1出口から徒歩9分

熟練技と人情と。頼れるまちのくるまやさん

公開日:2021年12月7日

地域密着の温かな人間関係と、ひとつの道を究めた熟練整備士の的確な仕事ぶり。AI化、グローバリゼーションが加速度的に進む昨今だからこそ、そんな商売の在り方が心に染みた本日の取材先。お邪魔したのは

 

三孝自動車

 

1975年に株式会社としてスタートした、地域に根差した自動車修理工場です。

 

 

迎えてくれるのは、名物おかみの釼先あや子さん。なんと御年87歳! 60年来、現役で三孝自動車の事務全般を担っている先代の奥様です。

 

 

「保険の申請や車検の書類作成など、何でもやりますよ」とにっこり。あや子さんの確かな仕事ぶりに絶大な信頼を寄せる近隣のお客様が、今日もひっきりなしに訪れます。二代目の奥様・知子さんも時おりヘルプに。

 

 

そしてその二代目の美彦さん、今回はご登場いただけませんでしたが、大手自動車ディーラーを経て家業を継いだ、整備士免許も保持する頼れる経営者。車に関する幅広い知識と、優れた経営感覚で、地域とのつながりを大切にしながら家業を盛り立てています。

 

そんな三孝自動車の偉大なる縁の下の力持ちが、整備士歴50年以上の工場長・河村憲治さん。寡黙に丁寧に、黙々と作業をする河村さん、車への愛は人一倍です。

 

 

「出来の悪い子どもほどかわいいというけれど、古い車ほど、修理のし甲斐があって愛着がわきますね。最近の車の修理は、パーツを丸ごと取り換える方法が主流で、早くて簡単だけれど、できるだけ必要な個所だけを手作業で修理するよう心がけています。そのほうが、お客様にとっても金銭的負担が少なく、喜んでもらえますから」と笑顔で語ります。

 

 

本当に車が好きなんだな、そしてお客様のことを考えているんだなというのが伝わってくる河村さんのセリフ。こんな整備士さんなら、愛車を安心しておまかせできますよね。

 

人情味ある名物おかみと、幅広い知識と視野を持つ二代目経営者、そして確かな腕とプロとしての誇りを持つ熟練整備士。これからも地域の人々に信頼され、愛される整備工場であり続けることでしょう。

 

※記事の内容は2021年12月時点での情報です。最新の情報はお店に直接お問い合わせください。

 

keyboard_arrow_up