麺想う故に「つけめん」在り
公開日:2016年6月1日
地味とは地に味がついている事と知る
鋼鉄の密林をくぐり抜け、水辺をさすらい…
たどり着いた地は江東区牡丹町にある
「中華 三幸苑」。ウワサでは、新メニュー『つけ麺』があるらしい。
そして、それが人気らしい!
しかし、電子の秘密道具を駆使しても、三幸苑の「つけ麺」情報は全く出てこない。
そういうものほど、食べてみたくなるよね!
・・・で、来たよ!「中華 三幸苑」さんに!!
つけめん 700円(税込み)あった!
※大盛は100円増し
「つけめんを下さい」
平常心で注文。
余計な物など無いよね、正YES!
昨今の派手なつけ麺からは想像出来ないぐらいシンプル。
まずは「つけ汁」から…
!!!???
サ・・・サッパリしている・・・
そして・・・美味い。
自身の味を求めた先に掴んだ奇跡
背油が浮かぶ「つけ汁」からは想像が出来ないサッパリとした味。
厨房を担当する「永野信行」さんに秘密を教えてもらった。
「実は昔からつけ麺が大好きで、2年以上試行錯誤していたんです。とにかく色んなスープを作っている中で、具材同士の絶妙なバランスが解ったんです。そこから生まれたスープがコレです。」
確かに、他のつけ麺専門店でも味わった事のない味だが、食べ進むたびに「次が食べたくなる味」
永野さんの話によると、親子で来店された方で、息子が注文して食べていた「つけめん」を見た親が、自分も注文して、残さず食べていった。という事もあったという。
つけ麺への深い愛
話を聞けば聞くほどに「つけ麺が大好きなんです」という言葉を繰り返す永野さん。
話を聞きながらもまるで麺をすする事をやめない筆者。
両社のせめぎ合いも、麺の完食と共に最後の舞台へ向かう…
「スープ割りを下さい」
「かしこまりました」
偽のつけ麺配給店では絶対にありえない「スープ割り」も三幸苑では無問題!
残ったつけ汁に出汁スープを足していただく。
まさに「つけ麺の王道」
美味い!
完!食!!
永野さんの「つけ麺愛」がビシッっと詰まった三幸苑の「つけめん」
確かに味わいました。
三幸苑ではタンメン、チャーハンが評判ですが、近い将来、江東区の「つけめんの名店」として名を連ねる事でしょう。
味もさる事ながら、永野さんの「つけ麺」への「愛」は、お店で「つけめん」を注文すれば感じられます。
「ごちそうさまでした!」