御年85歳!現役バスケットコーチのいるスポーツ店
公開日:2017年11月29日
2020東京オリンピックまであと少し!
1964年、前回の東京オリンピックでバスケットボールの国際審判のマネージャーを務めたという西大島「宮川スポーツ」の店主・宮川さん。
来月85歳になられるそうで、お元気でいらっしゃいました。
中学校のバスケットボールコーチも継続中!
都内の中学校のバスケットボールの大会「リバーサイドカップ」の最高顧問もされています。
宮川さんとバスケットボールの出会いは?
中学生のときに、友達に誘われたのがきっかけだそう。
日本は数年前に終戦を迎えたばかりのころ。
戦時中は、敵国で生まれたバスケットボールなどできるはずもなく…。
学校全体でボールがひとつしかない、そんな時代から選手としてプレイしていました。
(「B29が低空で、こんな頭のすれすれに火の塊が…」と、写真はバスケットボールのことではなく、空襲の恐ろしさをお話してくださっている時のものです)
大学卒業後もコーチとして、審判としてバスケットボールを続けてこられた宮川さん。
戦後日本の、バスケットボール黎明期からその世界にいたとは、これはもう、バスケの神様と言ってもいいレベルなのでは…?
審判のための教本などの著作もあるそうです!
ちなみに、オリンピックのバスケットボール競技は、世界で選抜された12か国しか出場できません。
1964年の東京オリンピックでは日本チームも出場し、そのなかで10位の成績をおさめました!(優勝はアメリカ)
2020年の東京オリンピック、日本バスケットチームはどうですか?
「……いま、がんばってるけどね」。
とのことでした。
がんばれ、日本!
ところで、お店を始めたきっかけは?
最初のきっかけは、バスケットの先輩が某大手スポーツメーカーにいたこと。
もともとは家業を継がれていましたが、スポーツ用品を扱うことでバスケも含めスポーツ全体がよくなればいいな、と思ったそう。
サッカーボールっていま、こんなにオシャレなんですね。
ジョギングシューズも、街履きできるデザインのものがたくさん。
軽さに驚きました。進化してますね~。
街のスポーツ店だから。
売れ筋は?との質問には…
寒くなって、年配の方がサポーターを買いにくることも増えたそう。
長年、この街で営むお店ならではですね!
さすが地元密着店!スポーツ用品だけではなく、デジカメプリントの受付もしてます。
ゆうパックも。年賀状印刷も!
お客さん手作りの、軍手でできたニワトリファミリーもお出迎え!
恥ずかしがってお写真には入られなかったものの、優しい奥様もお店にいらっしゃいます。
ご夫婦で仲良くお店をされている姿がとっても印象的でした。
これからもお元気で、日本のスポーツを支えていてください!