夏酒で夏を制す
公開日:2017年8月22日
いやぁ、夏ですね!
日本の夏の風物詩と言えば
浴衣、かき氷、風鈴、うちわ、花火、金魚、すだれ・・・
そして、最近そこに仲間入りをしてきたニューフェイスがいるんです。
夏に日本酒?
冬に消費が伸びると言われる日本酒ですが
今、夏向けに作った日本酒「夏酒」がここ10年でぐんぐん注目を集めています。
約250種類の日本酒を角打ちスタイルで楽しめる
「折原商店 深川不動堂参道前」でも、もちろん大流行。
6月後半~多い時で約50種類の夏酒を揃えていたそうです。
主な特徴は
低アルコールで飲みやすい
酸味が利いていて爽やか
モノによっては微炭酸も
氷を入れて飲むタイプもあり
さらに最近は、各蔵元が工夫を凝らした夏酒を続々リリース。
ラベルも可愛かったりで、日本酒好きはもとより女性にも人気だそうです。
例えばこちら。
リンゴのような酸味が特徴の、阿桜酒造の「阿櫻 りんごちゃん」
従来の日本酒のイメージを打ち破る、ネーミングもラベルも可愛い。
日本酒とリンゴリキュールの間のような味でした。
幻の復刻米「白菊」を使用した英君酒造の「英君(エイキュン) 夏の白菊」など、製法や原料にこだわったものも。(左手前)
夏に酔うと書いて「酔夏」スイカ
もう見るだけで涼しげ。こちらは濁り酒を薄めて飲みやすくしたタイプ。
名水として名高い、栃木県の山の天然水で仕込んだという「夏の寿」
濁り酒と純米吟醸をブレンドしたものだそう。
夏酒をもって夏を制す!
冷え冷えの夏酒をひとくち頂けば、その爽やかさに驚くこと請け合います。
しかし後味はやはり日本酒、切れ味よくのどを通り過ぎ
クーラーに頼らずとも、暑さ忘れる一瞬が訪れました。
夏酒をもって、夏を制す
これぞ日本の夏!