職人が作る、一目置かれるシャツ
公開日:2015年4月1日
生地から選んでオーダーメイドするワイシャツって
どんな風に作られているの?
着心地にこだわるシャツを作る、知る人ぞ知るお店
「斉藤シャツCAMISA SAITO」の工房にお邪魔してみました。
すぐわかりました!!すごいオーラ!
アナタが社長の「斉藤 久夫」さんですね!
着心地の決め手となる裁断工程をすべて手作業。
寸分の狂いもなく、またハサミでもなく、包丁で1パーツ1パーツ、お客様のサイズに切り出されていきます。
裁断するための専用の包丁の減り具合が、40年以上のキャリアの証です!
(もちろん、一番左が社長の包丁です!)
ちなみに、平成18年度江東区優秀技能者にも選ばれております。
シャツを作るためには、一度ご来店頂き、採寸そして、生地選びです。
(デザインは、こだわりに応じてお客様と相談してきめてゆきます。)
1度採寸をしたら、次回からは布を選ぶだけで済みます。お電話だけで済ませる方もいるそう
春と秋に新しい生地を入荷。インポートものの珍しい生地も多数。
種類は・・・「把握しきれない」そうです。
ちなみにすべて綿100%(1部ウールもあるよ)
最初に洗って縮ませておき、アイロンがけをします。
こうして、ゆきが詰まったり、縮んだりするのを予めふせぐそうです。
ボタン1つでもこだわります。
溝が入っていて、糸の厚みで出っ張らないようにしている、こちらで考案したボタンを使います。
自分のネームが入ったシャツって憧れ!
「こんな刺繍はどうかな?」
スタッフの方が、今考案した刺繍、ステキです!
「K」のイニシャル!
しかし、庶民に手が届くお値段なのでしょうか?
さぁ!いくらですか!?
「はじめてのお客様には、まずは、ここからおススメしています。」
と無地の生地の中からお選び頂く、定番の形のシャツを見せて頂きました。
お値段:13,000円~です!!
袖口や襟がくたびれてきたら、そこだけ付け替えて修理をして
何年も大事に着ている人もたくさんいるそうです。
そう考えると、長い目で見るとお得かもしれませんね。
何より、気に入ったもの、いいものを、大事にする暮らし方に憧れます。
ある30代の営業職の方が、こちらで注文したシャツを着てから
堂々とした振る舞いができるようになって、
営業成績が上がった。なんて嬉しいお声を頂いたこともあるそう!
いいお洋服を着ると、背筋が伸びるような気分になるのって、女性だけではないんですね。
会社の誰ともカブらない、自分だけのシャツ
着心地が良い上、一目置かれること間違いなし。
大切な人に教えてあげたい、特別なお店。
知ることができてよかった!