絶品トンカツにお値打ち定食!枝川が誇る普段使いの名店
公開日:2020年6月26日
一見フツーの居酒屋&定食屋さん。が、その実、食べてびっくりなクオリティの高いお店に出会うと嬉しくなりますよね。
今回ご紹介するのはまさにそんな一軒。潮見駅から徒歩8分、枝川小学校の裏手に2016年オープンした
枝燦亭(えださんてい)
△昼は定食屋、夜は手間暇かけて手作りする酒肴が楽しめる居酒屋。2020年6月現在、テイクアウトも行っています
明るい木目を基調とした和モダンな空間に、テーブル席とカウンターから成るアットホームな店内。壁には地元のお祭りや町会の写真がさりげなく飾られていて、地域密着店であることが伺えます。
ちょっぴり珍しい店名は、オーナーの松本さんが会員で、夜のホールスタッフを務める橋本さんが会長の「枝燦会」に由来するのだそう。
地元の常連客さんや近隣企業で働くビジネスマンで連日にぎわうこちら、毎日ランチを食べに足を運ぶファンも少なくないだけに、料理の質も量も一切妥協はありません!
△オーナー夫人の松本世津子さん(左)と、スタッフの菅野さん(右)がフレンドリーな接客で迎えてくれます。コロナ感染対策も万全!ということでマスク着用で登場していただきました
忌憚のない意見をビシバシぶつけてくれる常連さんや、舌の肥えたビジネスマンの胃袋を日々満たす料理を作っているのは、この道30年の熟練料理長・田中さん。
△「シャイなので顔はちょっと…」という田中さん、後ろ姿ならOKとのことでパチリ。某有名俳優さん似のジェントルマンです
100種類はあろうかと思われる居酒屋メニューを手作りするほか「メニューにないけど、こんなのが食べたい」という客のリクエストにもこたえてくれる、腕利きの料理人なのです。
なかでも定評のあるのが「国産豚ロースカツ」「国産豚ヒレカツ」といった揚物。
トンカツは、厳選国産豚に粗めの生パン粉をふんわりとまとわせ、絶妙の火入れ加減で外はサックサク、中はしっとりジューシーに。揚げ油にラードをブレンドすることで、自宅ではまねできない、コク深い味わいに仕上がっています。
△こちらは日替わりランチセットの「国産豚のロースカツカレー定食」800円。カツとカレーが別々にサーブされるので、色々な楽しみ方ができると好評
トンカツと並ぶ定番人気が国産鶏モモ肉を使った「チキン南蛮」。
冷めてもパリパリさっくさくの特製衣に絶妙なバランスの甘酢ダレ、そして毎朝手作りする自家製タルタルソースをこれでもかというほどトッピングした魅惑の味。
△ランチの「チキン南蛮定食」900円。冷めてもパリパリさっくさくの衣は感動モノ
ジューシーな鶏肉と甘酢ダレ、タルタルソースのそれぞれの味わいが混然一体となって生まれる絶妙のハーモニーに、パリパリさっくさくの衣の食感がアクセント。世津子さん曰く「はまってリピートする人が多いんですよね」というのも納得のおいしさです。
△一口サイズにカットしてサーブしてくれる、細やかな心遣いもうれしい。ことみせスタッフ、これまで食べたチキン南蛮のなかで間違いなくNo.1のおいしさでした!
いずれも夜は単品で、昼はお得なセットで楽しめます。常時10種類以上ラインナップしているランチセットのなかでも、人気は多彩な「日替わり定食」800円。その一例、ご紹介しますね。
「ハンバーグデミグラスソース定食」
「ミックスフライ定食」
「海老と卵のチリソース定食」
「お刺身定食」
「四川風マーボー豆腐定食」
これで800円という太っ腹価格!ご飯大盛り無料です。他にもその日によって幅広い定食が登場。その日のメニューは毎日ツイッターで発信しているのでチェックしてみてくださいね。
鶏ガラスープがベースの昭和風情の「醤油ラーメン」(650円)も根強い人気。飲んだ後の〆にもぴったりな、あっさり仕立てです。「つけ麺」(800円)とともに、ランチでも楽しめますよ。
△鶏のうま味が凝縮したスープはあっさりとした味わいながらコク深く、クセになるおいしさ
夜はひねりの効いた酒肴メニューも勢ぞろい。天ぷら・焼物・逸品料理など、幅広いラインナップで、子どもからご年配の方まで楽しめるメニュー構成です。
滋味深い酒肴をひきたてる日本酒・焼酎もお手頃価格で揃っています。
自家製「コーヒー焼酎」は、食後酒として楽しみたいリッチな味わい。ぜひお試しを。
丁寧に作られた、肩ひじ張らないお料理がとびきりおいしいこちら。毎日でも通いたくなる、まさに普段使いの名店です。