「五輪煮」大ブレイクの予感!
公開日:2015年5月30日
創業大正7年。深川不動尊前の参道に軒を並べる、「筑定」さん。
こだわりの佃煮のお店さんです。
こちらの方は、森田耕造さん
18歳のころから佃煮を作り続け、伝統を継承しつつも、日々研鑽を怠らない
頼もしい3代目です。
こちらが看板商品の「五輪煮」
浅利、昆布、人参、椎茸、筍、牛蒡、生姜、7種類の具材のマッチングが絶妙
具材をそれぞれ別々に煮てから合わせるというてまひまをかけて、作られています。
この五輪煮、東京オリンピックにちなんで作ったわけではありません!
大正7年の創業時からあり、深川不動尊の密教の教えである、
「地・水・火・風・空」五体という考えに由来しているそうです。
常時、20種類から25種類の四季折々の素材で作った佃煮が並ぶショーケース。
ウナギや浅利の佃煮も人気です。
あっ!「きゃらぶき」もある!いいですね〜!!
使っているすべての素材は、無添加なのはもちろん、森田さんが現地まで出向き、
味や土地の状態を見て、「これは!」と思うものを仕入れ・・・
醤油1つとっても千葉県野田市のキノエネ醤油の研究室に
「筑定の佃煮」にもっともあう醤油を個別に開発してもらったという、最上級の高価な醤油を使っているのです。
私も実際に食べましたが、
しょっぱさなんて感じず、素材の上品な味が後に残る絶品です!
これはもう、保存食という言葉では飽き足らず、
佃煮という調理法を極めて作った日本料理と言っていいでしょう。
最近は外国人のお客様が、お土産に買っていくことも多いそうです。
まさに日本が世界に誇れる手土産品!
特に「五輪煮」は、様々なメディアから、「五輪煮ってのがあるそうですね。」と問合せが来ているそうです!
五輪に向けて、「五輪煮」大ブレイクの予感です!
※お正月や祭事、そして毎月1日、15日、28日、土日祝は
店前で、串焼きもやっており・・・
これがまた、美味です!