庶民のおやつ、どら焼きが今熱い!
公開日:2017年8月17日
住吉に本店を構える、生どら焼きの元祖的存在、福どら。
文京区に続き3店舗目となる
菓子工房 福どら 森下店
6月24日に森下駅すぐの新大橋通り沿いにオープンしました。
わざわざ遠方から足を運ぶ常連さんも多いこちら、
取材中も「駅近にできてうれしい!」なんて声が聞こえてきましたよ。
他店舗にはないこんなイートインコーナーも。
「1個買ってココで食べていかれる方も多いですよ。お茶も無料でお出しするので気軽に使ってくださいね」と4代目の太さん。太っ腹!
4代目?福どらってそんな老舗だったかな?
そう思った方もいるかもしれません。
そう、福どら自体の創業は15年前なのですが、実は太さんの曽祖父の時代から「小西製菓」という洋菓子店を営んでいて、洋菓子職人だった3代目の手によって生まれた和菓子店が「福どら」というわけなのです。
魅惑のチョイス!15種のフレーバー
道理で「つぶあん」「栗いっぱい」などの定番に加え、フランス産チーズ×餡の甘じょっぱい組み合わせが男性にも好評の「ちーずくりーむ」や、クーベルチュールチョコレートを使った「生ちょこもち」など、洋テイストも多彩です。
北海道産生クリームをつぶあんに混ぜ込んだ「生どら」165円は、同店の代名詞となっているほど。
季節限定フレーバーも根強い人気で、11月までは写真の「はっさく生どら」「マンゴー生どら」各175円が楽しめます。11月から翌5月までの「ほほえみ苺」「信州峰りんご」も、毎年心待ちにしている常連さんの多い人気商品なんですよ。
さらに女性に人気の「ぶるーべりー」や生クリーム入りの自家製カスタードがたっぷり入った「かすたーど」など、もはや華麗なる洋菓子の域!
洋菓子の技とセンスを持ってして毎日工場で焼かれる生地は、ふんわりしっとり、そのままでもおいしい。生どらの誕生は、冷めても柔らかな洋菓子ベースの生地があったからこそ、なんですね。
餡へのこだわり
それにしてもなぜ洋菓子店からどら焼き店へ?
「3代目は家業を継いで洋菓子職人になったのですが、和菓子、特に餡が大好きで。老若男女に愛される庶民の味ですしね」と太さん。
そんなわけで餡へのこだわりも並々ならぬものが。
味の要となる餡は、北海道羊蹄産の、限られた流通量の希少小豆を使用。皮が柔らかく風味がよいのが特徴で「工場で餡を焚いていると得も言われぬ香りが漂うんです」。
極上の餡、北海道産生クリームや国産の果物などの厳選フィリングと、洋菓子の技法を持って黄金色に焼き上げられたしっとり生地。
おいしくないわけがありません!
それでいて145円~の庶民派価格。相手に負担を感じさせず、老若男女に喜んでもらえるお持たせとしても最強じゃないでしょうか。
そのほかのおすすめは
前日までに予約すればこんな焼き印サービスも♪
どら焼き以外にもゼリーやおかき、栗饅頭、夏には水まんじゅうやわらび餅など、店頭には悩ましいチョイスの和菓子がズラリ。
そしてどら焼きと並んで人気なのが、創業当時から変わらぬレシピで焼いている「福々サブレ」115円と「大納言まどれーぬ」155円。
原材料は発酵バターに厳選小麦粉、卵と砂糖といたってシンプル。
厳選素材が生み出す飽きのこない素朴な味が多くの人に愛されているロングセラーです。
どら焼きひとつのつもりが、あれもこれもと欲しくなり…。
家族や友達の顔を思い浮かべながら色々選ぶのも楽しい♪
これも福どらの醍醐味ですね。