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BARオーパ門前仲町(バーオーパ モンゼンナカチョウ)

place門前仲町駅2出口から徒歩3分

伝説のバーマンのDNAを受け継ぐ隠れ家バー

公開日:2021年6月30日

今は亡きトップバーマン・大槻健二氏が1996年、銀座に創業したオーセンティックバー「Bar OPA」。本日お邪魔したのはその2号店。

 

Bar OPA (バー オーパ)門前仲町店

 

△門前仲町駅2出口から徒歩3分の好立地

 

△階段を上り2階へ。扉の向こうには大人の上質空間が広がっています

 

あまりにも高名な老舗バーのため、少々緊張気味に扉を開けた筆者を、フレンドリーな笑顔で迎えてくれたのは、店長の谷澤一気さんはじめ、腕利きのバーテンダーの方々。

 

△左から椎葉新平さん、店長の谷澤一気さん、小村さくらこさん。写真撮影のためマスクを外していただきました

 

抑え目の照明とスローなジャズに彩られた店内は、オーセンティックバーらしい凛とした空気が流れるシックな空間。カリンの一枚板を使った重厚感あるカウンターが印象的です。

 

△各席の間にはパーテーションを配し、感染症拡大防止対策万全です

 

それでいて、敷居の高さを感じさせない居心地の良さは、“癒しの場所であり、お客様の期待を満たす場所でありたい”という大槻マインドを受け継いでいるスタッフの方々のホスピタリティゆえ。

 

「ビール一杯でも大歓迎です。初めてご来店される方、お一人でご来店される女性も多くいらっしゃいますよ。気軽に立ち寄っていただけると嬉しいです」と谷澤さん。

 

△広々とした店内には、5人掛けのテーブル席も完備

 

「バーの魅力は非日常感だと思うんです。専用の氷やフレッシュなフルーツ、厳選したリキュールを使ってバーテンダーが作ったカクテルを、バカラやリーデルなどの上質なグラスで飲む…。なかなか自宅ではできないことですよね。こんなご時世だからこそ、バー空間に身をおいて、豊かな気持ちになってリフレッシュしていただけたら」。

 

△バーテンダー歴9年の谷澤さん。翌月に控えたバーテンダーのコンクールに向け、日々研鑽を重ねています

 

というわけで、早速オーパの代名詞ともいえるジントニック、作っていただきました。「シンプルなだけに、作り手の技量が如実にあらわれるのがジントニック。今でも緊張しますね」と谷澤さん。

 

△フレッシュライムを絞るところから始まり、氷とジン、ソーダとの配合やスティアの速度などにも気を配り、五感をとぎすませて渾身の一杯を紡ぎ出します

 

そうしてできあがったジントニックをいただいてみると、ジンとフレッシュライムのみずみずしく爽やかな香り、そしてほどよい炭酸が舌と喉に心地よく、驚くほどやわらかでカドがありません。

 

△オーパの代名詞ともいえる「ジントニック」1,000円

 

オーパでは、入店したらおいしいジントニックが作れるようになるまで、他のカクテルを作ることは許されません。そんな、大槻氏の想いが息づくジントニックは、奥深く端正な味わいでした。

 

こちらは夏に特に人気のモヒート。フレッシュミントを潰して、香りと清涼感をしっかりと引き出します。

 

△作る過程を目の前で楽しめる非日常感もバーの魅力

 

△フレッシュミントを贅沢に使った「モヒート」1,700円

 

季節のフルーツカクテルのなかでもパッションフルーツが主役の「miss you」は、大槻氏がお客様への想いを込めたオリジナルカクテル。

 

△国産パッションフルーツを使う夏限定の味

 

「このご時世、なかなかお会いできない常連のお客様も多くいらっしゃるのですが、そんな方へのメッセージも込めて、今回ご用意しました」と谷澤さん。

 

「Miss you」1,500円。パッションフルーツの種は、粉糖で軽く甘みを足してスイーツ仕立てに。シャリシャリしてこちらも美味!

 

そのほかにも、ここでしか出会えない季節替わりの美酒が揃っています。

 

△春限定「苺とシャンパンのカクテル」

 

△秋の人気カクテル「ざくろのカクテル」

 

  • △まるでかぼちゃプリン!秋限定「かぼちゃとラムのクリームカクテル」

 

  • ひねりの効いた酒肴に自家製パスタも

 

お酒がすすむおつまみに自家製パスタなど、丁寧に作られたフードが充実しているのもオーパの魅力。名物「ハーブポテトフライ」は、銀座の肉フレンチとして名を馳せる「マルディグラ」のシェフ直伝の味です。

 

「ハーブポテトフライ」1,300円

 

注文を受けてから生のじゃがいもをカットし、数種のハーブと丸ごとのニンニクとともにじっくり火入れ。ハーブとニンニクの香りをまとった表面はこんがりクリスピー&中はほくほく、のコントラストが絶妙です。ディップのように柔らかく揚がったニンニクと一緒に楽しむのもおすすめ。

 

オーパ名物「自家製ジャーキー&ドライトマト」はウィスキーと楽しみたいオツな味。

 

 

しっかり飯を食べたい時には自家製パスタがおすすめ。

 

△定番の「プッタネスカ」ほか、季節のパスタも

 

秋冬の「ビーフシチュー」や、クリスマスメニューなど、季節限定の美味も人気です。

 

 

また、現在は「自家製ピクルス」(通常800円→特別価格500円)と「カット氷」をテイクアウトでご用意。いつものお酒を格上げしてくれるカット氷、自宅で非日常感を味わいたいときにぴったりです。

 

△丸氷1個&ハイボール用カット氷(大小ランダム)の計約1.5kg分を、通常価格1500円→特別価格1000円でご用意

 

その氷を成形する様子、動画でご覧いただけるのでぜひ。華麗なカット技術はお見事!の一言です。

 

制約の多い日々だからこそ、非日常感に身をおいてリラックスする時間を持ちたいもの。そんな時にふらりと足を運べる「Bar オーパ」。行きつけリストに加えておきたいステキな場所でした。

 

※記事の内容は2021年6月時点での情報です。最新の情報は直接お問い合わせください。

 

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