佐渡の野菜やくだものたち×愛と知恵と手間ひま=??
公開日:2018年7月24日
清澄白河、深川資料館通りから1本入った住宅街。
保存食のお店。その名も「佐渡保存」
自家製の梅に、アイス?
中には、缶詰がずらり。
「佐渡島産の美味しさを伝えたい」
代表の武田 俊さんは、お父様が佐渡島出身。
子どもの頃から遊びに行っていた、おじいちゃんおばあちゃんの家。
その島の自然の素晴らしさや食べ物の美味しさを伝えるため、このお店をはじめました。
たとえばこの梅シロップ。
佐渡島で梅が収穫できるって知ってましたか?
実は、23区より広い佐渡島
「金山とトキが有名で、新潟県なので、たぶん寒い・・・」
恥ずかしながら、こんな感じの貧困なイメージしか持っていなかった佐渡島。
対馬海流の影響で本土より冬は暖かく、夏は過ごしやすいんです。
りんごやさくらんぼ、イチゴなどのくだもの、野菜の栽培が盛んな豊かな島。
(新潟県内では唯一のゴーヤの産地でもあります)
本土の工場や自動車排気などの影響を受けない、クリーンな環境で育てられた野菜やくだものが美味しくない訳がない!
それらの豊かな農産物を、すべて手作りで保存食に仕上げて販売しています。
スパイスなどと組み合わせた、ちょっとひねったお味が家庭の保存食とは違うところ。
「ジャム」といいつつ、お肉やサラダともよく合います。
「なるほど!」のドリンクも
試食もできますが、実際にどんな味になるのかな?という方のために、商品を使ったドリンクやサンドイッチも販売しています。
材料はもちろん、すべて自家製。
キウイビネガーソーダをいただきました。
しつこいようですが、キウイが佐渡島で採れるなんて(以下略)・・・。
おお!けっこう酸っぱい。疲れがとれそう!
素材は強くてストレート、でも手間ひまかけた複雑な風味。
お家でも飲みたい!と思ったら現品(左)を買って、たっぷり楽しみましょう。
保存食のセレクトショップ
オリジナルの商品はすべて奥の厨房で手作りしていますが、ほかにも日本津々浦々、世界中から集められた缶詰や食品がお店に並びます。
この棚は、おしゃれなイラスト入りのパンの缶詰!
それぞれに愛のこもった手描きの説明が。
ここでしか出会えないようなものもたくさん。
DIYで仕上げた内装の味わい
店内は、思わず長居してしまいそうな居心地のよさなんです。
内装はスタッフがDIYで仕上げたそう!
(伺った時も、武田さんが奥の壁に漆喰塗装中・・・でした)
ふだんのお料理を格上げしてくれるワンポイントにも。
お料理や美味しいものが大好きなあの人へのお土産にも。
季節ごとのお気に入りが、きっと見つかるはずです。