ドアを開けるとそこはパリのビストロ。
公開日:2024年12月16日
※取材時点の営業時間、料金などが変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
「気取らない」が心地よい、本場の雰囲気が味わえる門前仲町の隠れ家
「wine table TAME」は、門前仲町からパリに訪れることができる場所。
ドアを開けると、グリーンの印象的な壁紙にエッフェル塔のウォールアートやセザンヌ、ゴッホなどのアートポスターが飾られた店内は、本当にパリ街中のビストロを訪れたかのよう。お洒落で落ち着いた、気取らない雰囲気が魅力的です。
お店では、オーナー手仕込みの美味しい料理とワインを気心の知れた友人や家族と肩肘張らずに楽しめる、そんな心地の良い場所です。
お店の名前「TAME」はオーナーの名前「タメグチ」さんから取られたもので、溜口さんの昔からの愛称なのだとか。
飲食業界とは無縁だった職業から転身してフレンチの世界に飛び込んだそうで、
全くの未経験から2年ほど師匠のお店で修行後、門前仲町にお店をオープンさせました。
そんな溜口さんが作る手仕込みフレンチメニューは、「牛頬肉の赤ワイン煮込み」「本日の鮮魚のポワレ」といった肉や魚のメインから、ワインに合うおつまみまで幅広いラインナップ、ワインはオーナー選りすぐりの50種類が揃い、料理と合わせて堪能できます。
ゆっくりと過ごしたいお客様が多く、「大人のための隠れ家」としてリピーターに愛されているそう。
訪れた人を虜にする料理とワイン
おすすめのメニュー3品を紹介します。
▲鶏白レバームース(はちみつがけ)
オーナーが自身で最初に作ったメニューはレバームースで、師匠から引き継ぎながらもオリジナリティを加えたものだそう。濃厚で塩味のあるレバーペーストとはちみつの甘さが絶妙な一品。
癖がなく、舌触りもなめらかでワインとの相性は抜群です。ついついバゲットが進んでしまいます。
▲ラタトゥイユ
見た目が鮮やかで、かわいらしいラタトゥイユ。
大きめにカットされた野菜の食感が良く、中心に盛り付けらたポーチドエッグと合わせていただくと食べ応えがあります。赤・白どんなワインにも合いそうです。
▲ポーチドエッグから半熟たまごがとろり
▲牛頬肉の赤ワイン煮込み
柔らかくなるまでじっくり煮込まれた牛頬肉はナイフを使わずともフォークでほぐれるほどで、口の中でとろけるような食感と旨味を楽しむことができます。
赤ワインの濃厚な風味がソースにしっかりと染み込み、お肉の味わいと絶妙に調和しているのが魅力的です。
▲ホロホロとすぐにお肉が解けます
▲おすすめのワインはボートに
ワインのセレクションは、オーナーの直感と感覚に基づき「これだ」と思える気に入ったものを50種類ほど揃えているとのこと。ワインに詳しくなくてもオーナーが料理に合うものをおすすめしてくれます。溜口さんに気軽に相談できるフレンドリーさもお店の魅力です。
「wine table TAME」のこれから
リピーターのお客様も多く、たくさんのお客様に愛されている「wine table TAME」ですが、今後の夢を伺うと、「門前仲町で長くお店を続けて、お客様や地域に愛されるお店になっていけば」とのこと。
ぜひ、美味しい料理とワインを楽しみに訪れてみてください。
※2024年10月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。