下町歴史散歩の〆はこの店でいかが?
公開日:2014年7月3日
森下、老舗と言えば、ここ!
下町風情の残る、
東京深川は歴史探索にもってこいな場所ですよね。
清澄白河庭園でまったり過ごすもよし・・・
松尾芭蕉のゆかりの地をめぐるってのも人気だそうです。
で、お散歩の最後は、
せっかくだから、このお店で〆ていきませんか?
見えてきました!
煉瓦造り、この趣のある外観!
ここ銀座煉瓦亭 深川本店は
明治28年から続く銀座煉瓦亭より、昭和3年にのれん分けを許され
約90年続いている、老舗中の老舗!なんです。
この方が 4代目 石倉孝志さんとお母様
4代目ですって、すごい!
笑顔がステキな、とっても優しいお2人でしたよ!!
元祖!とんかつ・千切りキャベツの店
とんかつや千切りキャベツを最初に始めたのは
なんとこちらのお店なんです!
そのほかにも、
常時約70種類 正統派ニッポンの洋食ラインナップがずらり!
さて、メニューの1部をご紹介〜!!
元祖、とんかつの店の一口カツ さすが!衣がサクサク〜♪
懐かしの、オムライスと・・・・
チキンライス
なんだかんだ言って、時々みょ〜に食べたくなるメニューの1つ!
大エビフライ
カツを食べるべきか、エビフライを食べるべきか
迷ってしまう〜!!
お持ち帰りにおススメはこちら↓
カツサンド♪ 隠れた人気メニューだそう。
その日出た野菜や肉の切れ端を継ぎ足しながら
2カ月間煮込んで作るデミグラスソースとの相性抜群!
どうして洋食屋さんにラーメン?
おや!
ラーメンもあるんですね!
そういえば、なんで洋食屋さんなのに、ラーメンがあるんですか?
石倉さん曰く、
戦争中、配給の限られた食材で作るしかなかった為、
ラーメン屋さんとお互いのレシピを教えあって、
ある材料で料理を作ろうとした名残 という説があるんだとか
あの時代、みんな助け合って頑張ってたんですね。
昔、ハレの日の食事、そして・・今・・
大卒の初任給が1,000円ほどの時代、
こちらの大カツは110円だったそう。
とんかつは、まさに特別な日の、とっておきの贅沢!
今は・・・
1,130円で同じカツが食べられるという。(なんかトクした気分♪)
気軽に楽しめる店として地元のみんなに愛されているんです。
お!ビールにまで風情が・・
オリジナルラベルなんですって!
さすが老舗!
もともと深川でお店をはじめたものの、その後空襲のため
現在の新大橋に移転した経緯を持つこのお店
だからラベルが深川なんでしょうか?
ワインにも
オリジナルラベルがあり!
まだ、ワインがそんなに一般的じゃないころから出していたそう。
その後のワインブームの先駆け的存在だったんです。
話のタネに飲んでみようかな♪
文豪、池波正太郎も通ったというこの名店
歴史の流れを感じながら食べるカツやビールは、
きっとひときわおいしいはず。
※写真中の商品の価格は2014年6月時点のものです。