house 銭湯

亀の湯(カメノユ)

place住吉駅B1出口から徒歩5分

女性人気上昇中! 住吉駅近の進化系銭湯が今熱い

公開日:2022年8月16日

歴史ある銭湯の跡取りが、あるいは日本が誇る銭湯文化を残したいと奮闘する若者が、ユニークな仕掛けやサービスを取り入れ、新たな文化を形成しようとする取り組みが話題を呼んでいます。雑誌でも、銭湯のペンキ絵特集なんて記事も目にするようになりました。今回ご紹介する銭湯も、まさにそんな一軒です。

 

亀の湯

 

△タオルは無料で貸し出してくれるので、仕事帰りに手ぶらで行けちゃいます

 

創業1949年の歴史ある銭湯を現在切り盛りするのは、三代目の店主。先代よりバトンを渡され、リニューアルをしたのが3年前。趣あるペンキ画や、木のぬくもりあふれる脱衣所はそのままに、居心地と使い勝手の良さを追求。洗い場の蛇口の位置は誰もが使いやすい高さに、イスは座面を大きく座りやすく調整するなどユニバーサルな造りに改修しました。

 

△創業時に描かれたペンキ画。ことみせの情報誌に登場したことも

 

キャッシュレス決済も取り入れ、昭和レトロな雰囲気と時代に即した快適性を併せ持つ銭湯としてZ世代にも受け、常連さんに加え、遠方からも足を運ぶ、銭湯ファンの若者の姿も増えました。

 

それならばと、強化したのが若い女性向けサービスです。

 

「娘や息子、その彼女にもアドバイスをしてもらい導入しました」と見せてくれたのは、美容雑誌でもよく紹介されている高機能ドライヤー。

 

数万円する高級ドライヤー、美髪が叶うと評判ですが、試さずして購入するのはちょっと勇気が必要ですよね。なんと亀の湯では、3分50円で使うことができるんです!

 

△「使ってみたかったんです、という方が多くて驚いています。実際私も使ってみましたが、しっとりサラサラの髪になりますよ。ぜひお試しください!」と店主

 

こちらは韓国コスメブランドのフェイシャルパック。韓流ファンの間では有名なこちらのブランド。1枚200円と良心価格です。

 

△韓国コスメブランドのフェイシャルパック各200円。右端は日本の某有名コスメブランドの毛穴汚れに特化した洗顔パウダー。1カプセル50円

 

自慢のお湯は日替わりの「薬湯」。心身を美しく整えるためのスパやエステ感覚で利用する女性も。ちなみに8月の薬湯はかき氷の湯、ソフトクリームの湯、パンダの湯、花火の湯など、こちらも女性好みのラインナップです。

 

そのほかにも、女湯の脱衣場には常に生花を飾っていたり、作家さん手作りのマスクやバッグなど雑貨類を販売していたり。

 

 

女心をくすぐるサービス満載の亀の湯。昭和レトロな非日常空間に身を置いてリラックスできる、おすすめの癒やしスポットです。

 

※記事の内容は2022年8月時点での情報です。最新の情報は店舗に直接お問い合わせください

 

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