食べるのが勿体無い、お花絞りのおはぎ
公開日:2023年12月14日
※取材時点の料金から変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
えっ、食べられるの?と思ってしまう、あんこのお花絞りでできたおはぎ。食べられる和菓子なのです。「ぜひ多くの方にお花のあんこ絞りの事を知ってもらいたくて、教室を開いています。」と店主の中島さん。
可愛い和菓子に魅了されて、あんこの世界から始まったお店
中島さんは、可愛いものやお菓子作りが大好き。以前はシュガークラフトやアイシングなどを長く習っていたそうです。そんな中、和菓子の世界にも興味が。「以前は洋菓子に興味があったのですが、歳を重ねていく中で体に負担がない和菓子が食べやすくなって。あんこでつくるお花の世界を知り、教室に通い始めました。」と中島さん。思いが募り作るだけでなく講師の資格を取得して教室を開くまでに。生徒さんはお店のインスタグラムで募集しているので、要チェックですね!
△中島さんの作品、シュガークラフト。繊細な仕上がりでうっとり。
△教室で使用する道具
△20度の角度で花びらを絞ります。あんこは程よい甘さです
△作ったあんこのお花を飾ります
見た目と美味しさ、自然素材にこだわる
家族にも安心して食べてもらいたいことも和菓子を始めた理由のひとつ。材料は全て自然の物を使っているそうです。ベースとなる白あんは、白いんげん豆から。お花部分の淡いパステルカラーの色合いは、かぼちゃやビーツ等から作られた自然由来の着色料を使い、体にやさしい素材を徹底しています。白あんは、近くのお店で購入しているそうで、教室に参加するとお店の紹介もしてくれるそうですよ。
△着色の原材料は、さつまいも、かぼちゃ、バタフライピー(お花)、ビーツ等から
△教室は4階の角部屋、とても開放的です
レトロな建物、教室の雰囲気が素敵
建物が気に入ったことから、レトロな雰囲気の「清州寮」でお店を開くことを決めたそうです。お店に入る前からワクワクする歴史的建造物なので、教室に行くのも楽しくなりますよね。店内は中島さんらしさが詰まった素敵な空間。柔らかくて可愛らしい雰囲気で統一されていて、センス良くコーディネートされています。
△レトロな玄関も素敵。90年前の建物だそうです
シフォンケーキと焼き芋も
シフォンケーキや焼き芋作りにも関わっている、とのお話。シフォンケーキは教室に参加された生徒さんに振舞ったところ大好評!その後、生徒さんからのリクエストでシフォンケーキのレッスンも開催をはじめ、今後はつぼ焼きで作る焼き芋やシフォンケーキの販売も検討中だそうです。米粉を使っているレシピもあるので、グルテンフリーにこだわりのある方には嬉しい配慮ですね。
今後は販売も検討中です!
これが買えないなんてもったいないと思いませんか?
お花絞りのおはぎはオーダーで、またペット用として白あん部分をジャガイモにして作ることもできるそうなので、幅広いシーンで活躍する贈り物になりそうですね。ぜひぜひ販売、お願いします!
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