ことみせのほん

ただの板、ただの布、ただの革。そこに人の手が加わることで新たな命が宿る。「ものづくり」って、何も無いところに形を生み出すこと。上手にできたらそりゃうれしいけれど、それ以上に、作っている途中が大スキ!

職人の「つくる」現場を観察!

職人の工房は、ピリッとした空気が張りつめる。美しさやクオリティを追求する「プロの作り手」の現場をのぞいてみよう。

 

訪問先 畠山工房
~革のハンドバックを仕立てる~
お客さんが趣味で刺した刺繍をバッグに。

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お客さんが選んだ革に、望みの型紙を当てて裁つ。専用の刃物で一気に。

 

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バッグの折り返しなど、何枚も革が重なる部分は革すき機で厚さを調整。

 

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後はひたすらミシンがけ。今回は刺繍をしっかり目立たせるため、薄いスポンジを貼って補強しているそう。

 

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革を知り尽くした職人の丁寧、実直な仕事
「父もランドセルを作っていた」と話す畠山雅臣さん。この道40年以上のキャリアを持ち、新しい挑戦にも積極的。「“こだわる”と声高に話す前に、例えば、負荷がかかる部分にはあらかじめ補強する、など“ちゃんとした品を作る”、ってことを考えます」とも。これぞ実直な職人の想い。
 

畠山工房

 

江戸切子づくりを体験!

江戸切子の代表的な文様に「魚子(ななこ)」というものが。そこから語呂合わせで7月5日は江戸切子の日に。この日、亀戸の梅屋敷では切子の無料体験会を開催。朝早くから多くの人が集まりました。

 

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直径14.5cmのガラス皿の裏側に丸い型紙をあて、マジックでなぞる。その後、円の中心から3本放射線を書き込む。今回は菊花紋を簡素化した模様。

 

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菱形の刃がついた回転工具で3本の線が重なる中心から削る。線に刃を合わせて、押し付ける要領。

 

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どの線も真ん中からスタート。微妙な力加減で線は太くも、細くも。印をつけた円の位置まで線を伸ばす。

 

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5分~10分ほどで完成!
切子づくりの体験を希望する場合は、インターネットで「江戸切子協同組合」で検索。直接お問い合わせください(有料)。
職人の素晴らしい作品は「亀戸梅屋敷」のショールームにて見る・買うことが可能。「切子ってなに?」と思ったら、ぜひ!
 

江戸切子協同組合ショールーム

 

江東区だからこそできる「お仕事」をキッズが体験

JTB旅いく×アウトオブキッザニアin KOTO 開催

区内の企業で1日お仕事体験!どんな歴史のある会社なのか?商品がどんな風に作られているのか?実際に手を動かして、職人さんの話を聞いて感じてみよう。

 

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夏休みを中心に、子どもたちが、職人の技やこだわりを間近で触れられる仕事体験プログラムを発動! JTB・キッザニアが監修したプログラムは、ものづくりをしながら、ものの背景や職人の想い、水運で栄えたこの街の歴史なども知ることができる。「区内には素晴らしい技術を持つ企業がたくさんある。ぜひ街を歩きながら、地場産業のおもしろさを親子で体験してほしい」と江東区経済課の高橋理恵さん。

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9月以降の開催スケジュールおよびご予約・お申し込みはこちら※プログラムは変更する場合がございます。
http://tabi-iku.jtbbwt.com/
 

JTB旅いく×アウトオブキッザニアin KOTO

 

ワークショップに興味津々!!

「何かを作る」ということを始めやすいのがワークショップ。先生がそばに居てくれるから、はじめてでも安心!ちょっと気になるアレ、作ってみよう!!

 

カルチャー教室 プリーズゼロワン
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カルチャー教室の講座はおよそ11種類。「とにかくものづくりを楽しんでほしい。そしてコミュニティの場となれば」と主宰の井森嘉恵さん。みんな真剣、そして楽しそう!!

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ものづくりを楽しんでコミュニケーションも楽しんで

レザークラフトやスクラップブッキング・・・ありとあらゆる「ものづくり」が体験できる。しかも1講座、多くても4,5人という少人数制だから、すぐに先生に質問することができる。また都合さえ合えば、タイムスケジュールにない個別レッスンも可能。もちろん一回完結のワークショップも充実!
 

カルチャー教室 プリーズゼロワン

 

木材・合板博物館
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この日は埼玉の高校生がキーホルダーづくりに挑戦!糸ノコで形を整え、ヤスリで磨く。他にも、木の動物や、ウッドバーニング(焼付)なども体験可能。

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水運が栄えた江東だからこそ、木の香りに包まれるものづくりを

「木材や合板をもっとよく知ってもらいたい」という想いから、2007年、木材流通会社が主軸となり開館。森林や地球環境をはじめ、丸太を薄く剥くベニヤレースの実演が見学できる。また予約なしでいつでもできる工作体験もある。 

木材・合板博物館

 

お店の味、お家で作っちゃいましょ!

「お店で味わったおいしさを自宅で再現したい!そう思ったこと、あるはず。と、いうことで今回はNYで人気の中華にチャレンジ!

 

深川永福餃子さんのGeneral Tao Chicken(ジェネラル トー チキン)
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かつてアメリカに渡った中国人が、チャイナタウンでアレンジし生まれたというこの料理。「NYに住んでいた友だちが『おいしいから作って!』とね」と店主の小川克実さん。どこか食べたことあるような、でも、はじめての味わい。とにかくビールと合うんだな、これが!

 

■材料(2人分)
鶏もも肉・・・・・・・250g
ネギ・・・・・・・・・1/2本
ピーマン・・・・・・・中2個
豆板醤・・・・・・・・8g
スープ・・・・・・・・50cc
炒りゴマ・ゴマ油・・・少々
塩こしょう・・・・・・適量
重曹・・・・・・・・・適量
小麦粉・水・・・・・・適量
サラダ油・・・・・・・適量

 

(A)
砂糖・・・・・・・・・15g
醤油・・・・・・・・・10g
酢・・・・・・・・・・15g
ニンニクのすりおろし・・・少量
おろしショウガ・・・・少量

 

■つくりかた
1. 鶏もも肉を塩こしょう、重曹でよく混ぜる。しばらくなじませた後、小麦粉と水を混ぜたタネをまぶす。ピーマンはくし切りに、ネギは斜め切りにする。

 

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2. 180℃の油で鶏もも肉を6分ほど揚げる。

 

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3. 中華鍋に油を引いて豆板醤、スープを入れてから、揚げた鶏肉を入れ炒める。

 

4. Aを入れてさらにピーマンとネギも一緒に炒める。

 

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5. 最後にゴマ油と炒りゴマで風味づけする。

 

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他にも絶品中華多数!水餃子は食べるべし

「中国人にとって餃子は特別なもの! その美味しさを広めたい!」と小川さん。中国では餃子といえば「水餃子」だそう。今まで味わったことのない旨みたっぷり、モチモチの美味しさを、ぜひ。
 

深川永福餃子

 

情報誌『ことみせ』