24時間対応でお薬を届ける清澄白河の訪問型調剤薬局
公開日:2021年4月13日
江東区の地域医療に調剤薬局として貢献
「お薬と想いやり おうちにおとどけ」をコンセプトに、在宅や施設で療養する人に処方箋薬を届け、服薬指導をする「おとどけ薬局」。2020年11月、清澄白河エリアに誕生した、訪問薬剤サービスに特化した新しいスタイルの調剤薬局です。
病院と連携して在宅医療や終末期医療患者さんをサポートする、おとどけ薬局の代表で薬剤師の倉地智子さん。
区内の調剤薬局勤務時に在宅患者さんを訪問した経験から、訪問薬剤サービスの必要性を痛感。「もっと患者さんのお役に立ちたい」との思いで、24時間対応の訪問型調剤薬局を開局したそうです。
「江東区は高齢者が多い地域。コロナ禍ということもあり、在宅療養をする方が増えています。地域医療に貢献したいと、江東区のほぼ中央に位置するこの場所に開局しました」と倉地さん。
病院や家族、介護スタッフ、ケアマネージャーなど、患者さんをサポートする方から早急な投薬が必要と連絡があれば、主治医と連携し、昼夜問わず自宅や病院、施設にお薬を届けるとのこと。
対象エリアは江東区全域、その他地域の方はご相談ください。
ちなみに、訪問にかかる費用は医療保険や介護保険の適用となります。
便利! LINEで処方箋受付
もちろん、薬局内でお薬を受け取ることもできます。
無料アプリLINEで処方箋の画像を送り、連絡が来たら受け取りに行くという、薬局内で待たずに済む便利なシステムも導入しています。
高齢化社会を支える薬剤師のお仕事
薬剤師は、ますます進む高齢化社会に必要不可欠な存在。おとどけ薬局では、調剤、お薬相談はもちろん、介護相談、健康相談、服薬管理や、たまってしまった残薬の確認など、きめ細やかな対応で患者さんや家族をサポート、オンラインでの服薬指導も行っています。
上の写真は、服薬管理用の「服薬カレンダー」220円(税込み)。その他、朝・昼・夕・寝る前の4種類を管理できるカレンダーは110円(税込み)。その他にも「服薬支援ロボ」や「服薬ボックス」など、誤飲を防ぐための服薬管理用品も取り扱っています。
地域の人の交流の場に
「今後は、テーブルや椅子を薬局内に設置し、健康相談や介護相談ができる場所にしたいです。また、壁面を写真や絵を展示するギャラリーとして地元の方に活用していただければ」と倉知さん。地域の人たちに親しまれ、交流の場となる調剤薬局を目指します。
「こんな対応やサービスがあったらいいな」と思うことを次々と実現するおとどけ薬局は、今の時代に即した便利で頼れる調剤薬局ではないでしょうか。
※記事の内容は2021年4月時点での情報です。最新の情報はお店に直接お問い合わせください。