insert_emoticon その他教室

すとれいとぱぁそんず(ストレイトパァソンズ)

place亀戸駅北口から徒歩5分

発達障害児の個性を生かし豊かな感性を育む

公開日:2021年10月21日

「すべての子どもが天才である。ダメな子なんてひとりもいない」

という理念でひとりひとりに寄り添った児童発達支援を行う

すとれいとぱぁそんず

「ヨコミネ式運動発達支援センター」として、2歳から6歳の未就学児を対象に運動療育を行っています。

 

※「児童発達支援」とは

児童発達支援は、児童福祉法第6条の2の2第2項の規定に基づき、障害のある子どもに対し、児童発達支援センター等において、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練その他の便宜を提供するものである。(厚生労働省)

 

約1時間半、最多3名までの未就学児に、専門の技術を持つふたり以上の指導員が独自のメソッドで療育を行うこちらの施設。幼稚園や保育園との併用で通うお子さんが多いそうです。

すとれいとぱぁそんず運動療育

この日は平日の午前。1か月ほど前から週に一度通うという、2歳4か月のお子さんの療育の様子を見せていただきました。

 

一見、普通に見える男の子ですが、意思の疎通がとりづらいなど、ご両親がわが子の発達の遅れを感じてここへ通うようになったそうです。

 

挨拶をして着替えをしたら、かけっこやジャンプなど、体を使った遊びが始まります。

 

教室の中にある全てのものが、子どもにとって好奇心の対象。保育士の資格を持つ指導員の先生方が子どもの好奇心に寄り添い、全力で一緒に遊んでいる、といった印象です。

 

途中、お母さんも一緒に遊びに加わり、お子さんも楽しそうな表情で遊びに集中しています。

 

お子さんが何かに興味を持ったら、先生はとことん、その何かを使った遊びをします。

 

走ったり、思いきり運動しながら遊んだ後は、椅子に座って机に向かいます。

 

このお子さんは文字や数字への関心が非常に高く、覚える能力に長けています。これも個性。

 

さっきまで動き回っていたのに、さっと切り替えて集中している様子。

 

「たくさん運動をするとドーパミンが出て集中力が上がるんです」と先生。

 

「すとれいとぱぁそんず」では、1時間ほど運動した後に座って絵本を読んだり、絵を描いたり、年齢によってはテキストを使い文字を書いたりもするそうです。

 

使ったもののお片付けも先生の指導のもと、自分でやります。

 

自分でお片付けと着替えをしたら帰りの挨拶をして終了です。「ここに来ると、とても楽しそうで、家に帰ってからも機嫌がいいんですよ。自分もストレス解消になります」とお母さん。

 

「すとれいとぱぁそんず」代表の山口香織さんに、お話を伺いました。

 

発達障害には早期発見・早期支援が必要です

20年以上、子どもから大人まで幅広い世代の発達障害者の支援指導を行っていた中で、早期発見、早期支援の重要性を痛感し、未就学児を専門としたこの施設を始めました。

 

脳の90%が6歳までに完成すると言われています。発達に遅れがあり言葉が出づらいお子さん、よく転ぶお子さん、保育園での集団生活ができない自閉症のお子さんなど、発達障害の可能性のあるお子さんは、早期発見・早期療育で、感情のコントロールやコミュニケーション力が向上し、問題行動が減ることが確認されています。

 

今日、ここに来ていたお子さんは、ご両親がお子さんの発達の状態にきちんと目を向け、どうしたら子どものためになるかを考え、熱心に取り組んでいらっしゃいます。親が子どもとどう関わるかはとても大切です。今日、見ていただいた通り、その効果は歴然です。できることが増え、自立へとつながります。

 

療育のポイント

乳幼児検診で発達障害の可能性が指摘されても、それを認めたくない保護者の方もいらっしゃいます。また、未就学児の発達支援に有効な技術を持つ事業所が足りず、多くのお子さんが「もう少し様子を見る」というグレーゾーンにいます。

 

支援が必要であるにもかかわらず、専門家の療育を受けられないグレーゾーンのお子さんは、集団生活になじめずストレスを感じ、不登校や引きこもり、問題行動へとつながるケースが多く見られます。

 

「すとれいとぱぁそんず」は、「様子を見ましょう」と言われるお子さんに「療育」を行う場所です。未就学児対象の独自のプログラムに沿って子どもの発達段階を押し上げ、脳機能の発達を促します。

療育のポイントは、具体的には、3つあります。

 

①運動・笑顔・共感の声掛けでストレスを緩和する

※提供画像

 

②行動から心に働きかけて興味とやる気を引き出す

※提供画像

 

③運動との関わりで豊かな感性を育む

その結果、感情のコントロールやコミュニケーション力が向上します。

この療育で大切なのは、「心の力」「体の力」「学ぶ力」の育成と保護者との連携です。

 

わが子とどう接してよいかわからずに困っている保護者の方は、先生がお子さんと接する様子を見て「こんな風に子どもと遊べばいいんですね」と言われることが多いです。

 

うちの子は癇癪をおこしやすい、集中できない、集中しすぎてしまう、感情のコントロールができない、会話のキャッチボールができないなど、不安に思う保護者の方は、ぜひご相談いただきたいです。

 

費用について

ここは民間の「児童発達支援事業所」ですので、区役所などお住まいの自治体に申請をして受給者証を取得すれば、90%から最大100%公費負担で利用できます。

詳しくはHPをご覧ください。

 

まずは、お気軽にご相談を!

 

 

※本文中の情報は2021年10月時点のものです。最新の情報はお店に直接お問い合わせください。

 

すとれいとぱぁそんず のこだわり条件

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