青年よ!和服デビューへの入り口はここだ!
公開日:2014年7月18日
清澄白河で、和服を普段着にする若い男子
増えてます!!
深川資料館通りにある、大正13年創業、超老舗の呉服屋さん
「京呉服・宝石の店 田巻屋 深川清澄白河本店」に、
最近、和服を普段着にする、若い男子が通っているそうです!
この方が、「田巻屋」の女将 田巻孝子さん
着物を普段着にしている若い男性が増えているって本当ですか?
「ええ、よく来ますよ。よく来るうちの1人が24歳で、もう1人が26くらいですかね・・・」
そんな若い方が?
そんな方には、どんなものをお見立てするんでしょうか?
ちょっと見立ててみて下さい〜。
「これなんかどうでしょう?」
と孝子さん。
こういう木綿の着物をさらっと着て、
お茶のお稽古に行ったり、深川の街をお散歩するのが
その着物男子たちの習性だそうです!!(何それ!憧れちゃいます!!)
こちらも、今、注文が入っているお着物です。
こちらを注文したのはご年配の男性ですが、昔からお着物がお好きで、
今も、屋形船なんかで宴会をするときなんかに着ちゃうそうです。
(風流すぎる!なにそのステキなおじ様!)
最近は男子のほうがオサレなんですか?
女子はどうしたんですか〜?!!
「和服のこと」で困ったらここ!
あ、ヨカッタ。女性もいらっしゃいました。
おばあ様から夏物の帯を譲り受けたそうなのですが、
それにあう帯締めと帯揚げを見立ててほしいとご来店です。
「もらったけど、着方がわからないと飛び込んでくる若いお客様
最近、増えてますよ。」
と、孝子さん。
「ここに来れば、なんでも揃うし、とりあえず女将がなんとかしてくれるから。」
と、お客様。
そう、和服のことなら・・・
もう、目がくらみそうなほど
品揃えが豊富!
豪華なものから
お値ごろなものまで、
なんでも揃うんです!
しかも、どんなことでも女将が的確にアドバイス
着こなしを間違えて恥をかくなんてこと、絶対ないですよ!
なぜか深川八幡祭りデビュー決定!
大量の地下足袋発見!
「奥にまだまだありますよ。うちは祭りの時期は忙しいの。
祭りのアイテムは全部そろいますよ」
うわ〜、本当だ!
この地域の祭りアイテムの注文をほぼ一手に引き受けているとか
しかも今年の深川八幡祭りは3年に1回の本祭り、53基の町内神輿が一同に会す
それは盛大な祭りだそうです。
ワタシも参加してみたい・・・でも、誰に言えば参加させてくれるのでしょうか?
すっくと立ち上がった孝子さん
その場で、町会長さんに電話をしてくれて、
ワタシが参加できるように、取り計らってくれました。
(その間わずか2分!!)
今年はお祭りデビューできることになりました。
なんかいろいろありがとうございます!!
「当然のこと」
と孝子さん
「半股引(はんだこ)の着方がわからない若い方を、何人もこのお店から
送り出してあげましたよ。」
↑↑↑こちら半股引(はんだこ)
慣れてない人は、どこに足を入れていいかわからないシロモノだそうです。
青年よ!「和」の入り口はここにあり!!
大正からの超老舗。ただでさえ奥が深い、和服の世界
実は、ちょっと怖いと思ってましたが
全然怖くありませんでした!!
むしろ、「和服」のこと知りたかったら
入り口はここにあったんですね。
孝子さん曰く、
深川は着物でお散歩が似合う街だそう。
普段は和服でしっとりお散歩。
祭りの日は半纏をまとって、勢いよく神輿を担ぐ!
そんな風流な男性がいたら思わず惚れちゃいそうです♪
今年は「和」デビューしちゃう?