デニム着物がズラリ!老舗呉服店「田巻屋」がリニューアルオープン
公開日:2019年10月7日
清澄白河の田巻屋さんがリニューアルオープンしました!
深川資料館通り商店街のランドマークともいえる「京呉服・宝石の店 田巻屋 深川清澄白河本店」が、店舗の一部を改装し、2019年9月5日から新たな売り場をオープンしたと聞いて行ってきました!
行ってみると、違いが一目瞭然。看板に木材を利用し、今まで以上に趣のある外観に変わっています。
以前はこんな看板でした。
そして、今回新設したのはこの部分。以前は倉庫として利用していた場所を改装したそうです。
シックな雰囲気の入口は、隣の呉服・雑貨コーナーと違い洋風な感じ。
こちらが新設した「キラク着物フロア」。「キラク」とは「言葉の響き通り『気楽』に身につける着物という意味でつけました」と店主の田巻さん。
もともと浴衣をオールシーズン取り扱っており、外国からのお客様も多かった田巻屋さん。東京2020年でさらに増える外国人観光客や、和装初心者での方でも気軽に着られる商品を集めた売り場の新設にふみ切ったそうです。
世界が注目!気軽に着られるデニム着物
「キラク着物フロア」を占めるのは、デニム素材の着物や和小物たち。
デニムの着物って珍しいですよね!!
ジーンズの素材の3分の2の厚さで作られているので重たくなく、ちょうどいい柔らかさ。何より着物や浴衣にある「おはしょり」部分がないのにビックリ!
田巻屋さんのオリジナル、デニム着物は日本の優れたサービス・商品を世界に発信する「OMOTENASHI SELECTION 2017」を受賞しているんだとか。
少しちょい悪な感じのクラッシュデニム着物もありました。サイズはS~3Lまで用意し、ノーマルタイプのデニム着物は8,980円。
装着簡単な腰帯も、デニムに合うお洒落なデザイン。柄の種類も豊富です♪
こんなに珍しい着物と帯、お値段も高いのでは?と思っていましたが、
着物と帯で1万円台・・!(普通の着物よりもかなりお安い?!)
デニム着物と合わせるとお洒落度がUPする和小物コーナーはこちら。
トートバッグ(1,944円)、ブックカバー(864円)、雪駄(4,980)と、いろんなアイテムを置いています。
他の人とちょっと差をつけるなら、ぜひ1着ほしいデニム着物です^^
もちろん、浴衣も通年置いてあります^^
これぞ「ザ・日本」を味わいに、この日も外国人の方が訪れていました。
大正13年創業の老舗呉服店ながら、古い文化にとらわれず日常生活に着物を取り入れたくなる、新たな着物文化発信の店「京呉服・宝石の店 田巻屋 深川清澄白河本店」。リニューアルしてさらに見やすくなりました。
気軽にのぞいてみてはいかがでしょう。その品揃えにワクワクしますよ。
※本文中の情報は2019年9月時点のものです