中も外も、田巻屋さんには見どころいっぱい
公開日:2016年3月29日
こちらは、清澄白河の老舗呉服店。「京呉服・宝石の店 田巻屋 深川清澄白河本店」

そのショーウインドウに衝撃がほとばしる!

3兄弟のマネキンにそれぞれ吹き出しがつくマンガ仕立て!
お着物の販売のみならず、レンタルもできるんだよ。と語っております。


「時々、怖いって言われる」と、田巻屋の女将の孝子さん。

でもこれがカッチョイイと、写真を撮ってゆく人もいっぱい!
こちらのお店の佇まいについて、某有名雑誌には、「色彩感覚が見事」と、表現されていたこともありました。
その通り!一見奇抜なように見えますが、さすが創業大正13年の老舗。
ショーウインドウすらアートにしております。
人形と言えば、こちらも!
「最近、こんなことをはじめたんですよ。」

思い出の布地で人形を作る「想い人形」です。
もう着なくなった、よき思い出が宿る七五三や成人式の着物を
人形の形で蘇らせるといもので、おばあさまの喜寿や米寿のお祝いなどに喜ばれているそうです。
着物文化を継承し、そのすばらしさを後世に伝えてゆきたいと思うからこそ
こういうこともやっているのですって。
お手頃な大きさです。
市松タイプが21,600円、桃割れタイプのほうが32,400円

ちょっとした手作りの和小物も人気♪
お値ごろでカワイイ和小物がいっぱいです。
深川お土産にまとめ買いする人も多いそう。

ん?
その下のテーブルに何か文字が・・・?

近隣に住む市川彩夏さんという書道家の方が、田巻屋さんのために、「書」をてぬぐいにしたため、そちらを飾ったテーブルでした。

ちなみにこちらの方です!本物です!
ことみせスタッフにも、記念に一筆、書いてくださいました!

こういう粋筋の方と交流があるのも老舗ならでは・・・
外から見るだけではなく、中に入って「これ、何ですか?」って聞いてみたら
いつも新しい発見がある、奥深き田巻屋さんでした。