ラーメン好きなら行ってみて! 大島の創作ラーメン店
公開日:2021年3月25日
路地裏の創作ラーメン店「兼吉(かねきち)」
都営新宿線大島駅から徒歩5分、大島中の橋商店街近くの路地に佇む「兼吉」。スープや麺をお好みでセレクトし、カスタマイズできる創作ラーメン店です。
店主はこの町で生まれ育った牧島健造さん。神楽坂のラーメン店で修業をして腕を磨くも「ひとがやらないことをやりたい」と研究を重ね、完成した味はまったくのオリジナル。祖父の名を店名に2003年、店をオープン。ゼロから作る創作ラーメンを続々と誕生させています。
豚、鶏、野菜をじっくり煮込み、昆布・カツオ・サバ煮干しなどの魚介を加えた出汁をベースに、基本のラーメンは醤油・しろ・みその3種類で各900円(税込み)。どれも奥深い和の味わいで牧島さんの自信作。
基本のラーメンに各種調味タレを加えれば味の幅が広がり、さらにトッピングや麺の太さ(細麺、中太麺)を選んで組み合わせれば、毎日通ってもコンプリートできないほどのカスタマイズラーメンが楽しめます。そのユニークなシステムは多数メディアで紹介されるほど。
ハマる人続出の旨辛カレーつけ麺
「初めての方には基本のラーメンをおすすめしますが、一度食べた人の多くがリピートするのがこちらです」という「旨辛カレーつけ麺」1,100円(税込み)をいただきました。
とろ~りとろけるほど柔らかく煮込んだチャーシュー、おおぶりでぷりぷりした食感のきくらげ、シャキシャキしたメンマ、絶妙なゆで加減の半熟たまご、刻みのりがトッピング。
スパイスを加えた醤油ベースの和風カレースープに、もっちりした中太麺を絡めていただけば、スパイシーながら和のうま味も感じて美味美味!
ありそうでなかった、たまご豆腐onラーメン
店主おすすめのもう一品がこちら。「しろラーメン」900円(税込み)に、トッピングが「たまご豆腐」100円(税込み)という斬新な組み合わせ。
たまご豆腐に一番合うというのが、しろラーメン。魚介出汁に白醤油などの調味料を合わせて煮つめたまろやかな味わいのスープです。
このコラボがですね、実に合うんです。おいしいんです。お子さんにも人気だそうです。
昔ながらの中華そばを思わせる細麺と、自家製たまご豆腐のなめらかな食感。おばあちゃんになっても食べたいと思うやさしい味わいです。
ちなみに温かいラーメンの残ったスープは、プラス300円(税込み)でチーズリゾットにしてくれるそうです。こちらもおいしそう・・・
ラーメン店の珍名物! 自家製スイーツ
同行したスタッフと2種類のラーメンを完食したところで、デザート登場!
牧島さん特製のチョコプリンをアレンジしてクリームチーズを加えた、新食感のスイーツ「チョコクリームチーズプリン」400円(税込み)。
干しブドウやパイナップル、モモなどのフルーツをラム酒とブランデーで煮つめてフランベした大人向けのスイーツで、名パティシエの作かと思うほどのクオリティの高さ。
テイクアウトもできるそうです。
夏にはあんずシャーベットが季節限定メニューとして加わるそうですよ。
ラーメン店ながらラーメン以外のメニューも多く、そのほとんどが牧島さんのオリジナル料理。コロナ禍、テイクアウト用にハンバーグやエビフライなどの料理も提供しています。
店内はカウンターの11席のみ。週末に複数人で来店する際は、混雑する時間帯を避けることをおすすめします。
今回は、特に人気の2種類のラーメンを紹介しましたが、組み合わせればその数はほぼ無限。 様々な味にチャレンジしたり、自分だけのオリジナルラーメンを見つけるのも楽しそうです。
※記事の内容は2021年3月時点での情報です。最新の情報はお店に直接お問い合わせください。