お値段以上の満足度! 地域の人にも参拝客にも愛される名店
公開日:2023年2月2日
そばは手打ちの二八そば、1976年創業の
手打そば 越前
亀戸天神社に近い、蔵前橋通りに佇む和の風情が目を引きます。
地元の人はもちろん、参拝や梅まつり、藤まつりに訪れる人の食事処として長年親しまれている名店です。
毎日外食する会社勤めの方が多い平日のメニューは、どれも1,000円以下というサービス価格。中でも人気なのが…
天丼セット(910円)
※土・日曜、祝日は1,089円
上品な手打ちの二八そばとサクッと揚げた野菜やエビが乗った天丼にサラダと香の物まで付いてお値段以上の味と量、このクオリティは感動ものです!※そばは、お好みでうどんに変更できます。
鴨せいろ(990円)
※土・日曜、祝日は1,089円
柔らかで臭みのない鴨肉は、鴨肉専門店から仕入れた上質なものを使用。肉の脂のコクが加わったそばつゆも美味で人気の一品です。
地下室が、そば・うどん・かえし作りに大貢献!
「季節によって変えていますが、北海道や長野県、群馬県の赤城など、寒暖差の大きい地域のそば粉をブレンドして、店の地下でそば打ちをしています。地下室は、通年の温度が約20度で一定しているので、そば作りに最適なんですよ」と渡辺さん。
△地下室で作った手打ち麺
そばつゆに欠かせない “かえし” も、地下室で夏は2か月間、冬は4か月間熟成、安定した味を長年守っています。ファンが多いといううどんも、生地を地下室で二日間かけて熟成し、手打ちで製麺している自信作。
“こんなに高クオリティな食材を使っているのに、安すぎでは?” と仕入れ先から言わることもあるという、手打そば 越前の料理のお値段。
その理由について「そばは庶民の食べ物。気軽にご来店いただけるよう高級化はせず、地域の方たちに親しまれる店作りをしています。自宅兼店舗なので家賃もかからないですし、何よりもお客様に喜んでいただきたくて」と渡辺さん。
味、接客、清潔感。飲食店で大切なことに、ブレずに取り組み続けて約半世紀。
“この店があって良かった”
そんな風に言ってもらえる地域の愛され店でありたいと、笑顔で話す渡辺さん。
店内は、和の風情と清潔感ある落ちついた雰囲気。
脱サラして、そば店で修業し独立開業した渡辺さんを、そばで支える奥様の心配りある接客も店の魅力のひとつです。
※記事の内容は2023年1月時点の情報で、価格は税込みです。