削り出す美しさ
公開日:2015年3月11日
※2023年6月8日に、下記の住所に店舗が移転しました。最新の情報はお店にお問い合わせください。
◆新住所:東京都江東区大島2-40-5
◆電話番号:03-3684-6321
◆アクセス:都営新宿線西大島駅A2出口から徒歩3分
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キラキラ キラキラ
キラキラ キリコ
どうですか・・・
息をのむ美しさですよね。
「江戸切子」は
1834(天保5)年、江戸・大伝馬町の加賀屋久兵衛が
金剛砂を使ってガラス面に彫刻を施したことがはじまりだとか。
色を薄く被せたガラスに細やかなカットを施す。
透明と色のハーモニー。
「眺める」というより「愛でる」という言葉がふさわしい逸品。
明治通りと蔵前橋通りの交差点にある平屋のお屋敷「亀戸梅屋敷」に
この眼福の芸術に出会えるショールームが。
花瓶や大皿などの大作から、今晩使いたいテーブルウェアまで。
江戸の粋、職人の手仕事を見に行きましょ!
機会があれば体験できるかも!?
ショールームでは
「江戸切子づくりの体験会」が行われることも。
(年に数回程度ですが・・・)
って、ことで私も挑戦!
まず「素」となるガラスのお皿に
まるい紙型になぞってぐるっと円を描いて。
それから放射線状3本。
今回は「菊花紋」を簡素化した模様を作るんだって。
菱形の刃がついた回転工具で
3本の線が重なる中心から削って。
おっかなびっくりだけど、
ゆっくりだけど、少し力を入れてグッと押し付けると
すぐに線が削れちゃう。
あんまり強く押し付けすぎちゃうと
線が太くなってしまうので、その加減に集中!
上下に動かして、
線を明確に削り出して・・・
慣れてきたところでちょっと応用的に!
長い3本の線の間に、短い線を加えていって・・・
小さい子どもだって
しっかり職人さんがサポートしてくれるからへっちゃら!
あっという間に伝統文化を自分の手で!
(ちょっと大げさですが・・・)
普通にしていてもキラキラ美しいがガラスに
手間隙を加えて。
削り出して生まれる華やかな美しさ。
「グラスが美しいと、たとえ同じ水でもおいしく感じるもの」
職人さんの言った言葉が胸に残っています。
※写真の「作品」は2015年新作展でのもの。
江戸切子体験についてはお問い合わせください。