焼肉だけじゃない!食べて、歌って、泊まれる「炭良ホルモン」
公開日:2026年11月5日
※今回は再取材を実施し、前回掲載後の新たな取り組みや変更点を中心にご紹介します。
※取材時点の料金、営業時間など変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
午前10時。
「炭良ホルモン」の取材に訪れると、すでに店内にはお客さんの姿がありました。
そして取材中も、次々とお客さんがやってきます。
焼肉店というと、お昼や夜ににぎわうイメージがありますが、ここでは少し違うようです。
前回の取材は2018年。私は当時のお店を直接知りません。
それでも、以前の記事を読み返してから訪れると、「気軽に焼肉を楽しめるお店」という印象は今も変わっていませんでした。
一方で、2階にはカラオケスペース。さらにはホテル事業まで。
16年目を迎えた「炭良ホルモン」には、以前の記事にはなかった新しい一面もありました。
今回は、そんなお店の今を伺いました。
朝から焼肉。これが「炭良ホルモン」の日常です
「炭良ホルモン」がオープンしたのは2010年。
現在は16年目を迎えています。
そして、お店の大きな特徴が、24時間営業。
この日も午前10時の時点で店内にはお客さんがいました。
焼肉店といえば、ランチなら11時、夜なら17時……というイメージがあります。
ところが「炭良ホルモン」では、朝から焼肉を楽しむお客さんがいる。
その理由のひとつが、長年続けてきた「いつでも食べられる」というスタイルです。
もともと早朝営業を始めたきっかけは、近隣のタクシー運転手の方々からの声だったそう。
「仕事終わりに食事できる店が少ない。」
「朝から開けてほしい」
そんな地域の声に応えているうちに、朝の営業が定着していきました。
昼はランチ、夜は食事やお酒。そして朝から焼肉。
「焼肉は夜」というイメージを、気持ちよく裏切ってくれるお店です。

△入口前に設置された案内板。「食べ放題」や「お一人様大歓迎」と書かれていて、見ているだけでワクワクします
変わったところ、変わらないところ
2018年の前回取材から約8年。
その間に、「炭良ホルモン」も少しずつ変化しています。
看板は照明が古くなったため、LED照明に変更。店内の壁もベージュからワインレッド系の色になっています。
そして、変化が大きいのがメニュー。
以前人気だったメニューがなくなったり、新しいメニューが加わったり、価格も変わりました。
物価や仕入れ価格が変化するなか、「炭良ホルモン」がずっと大切にしているのは、「手頃な値段で、たくさんの人に焼肉を食べてもらいたい」ということ。
高級なものを少人数に提供するよりも、手頃な価格で10人、20人のお客さんに楽しんでもらいたい。
だからこそ、価格とのバランスには悩みながらも、できるだけ気軽に来てもらえる店でありたいといいます。
8年前から変わったものは、たくさんあります。
それでも、お客さんに気軽に焼肉を楽しんでもらいたいという思いは、今も変わっていないのかもしれません。

△新しくなった看板。LED照明になりました

△何を頼むか迷ったら、壁に貼られたおすすめメニューをチェックしてみてください
一切れから注文できる。だから、一人でも来やすい
「炭良ホルモン」の特徴のひとつが、一部のお肉を『一切れずつ注文できる』こと。
「カルビを一人前!」ではなく、食べたいものを、食べたい分だけ。
「そんなにたくさん食べられない」、「いろいろな部位を少しずつ食べたい」という人にもぴったりです。
実際に女性の一人客も多く、焼肉を食べながらお酒を楽しむ人もいるそう。
そして、ホルモン好きにうれしいのが「ミノ」。
取材中、私が好きな部位としてミノの話をすると、仕入れ価格だけでなく、仕込みにも手間がかかるため、メニューに置いていない焼肉店もあると教えてもらいました。
それでも、「炭良ホルモン」では今も提供しています。
「好きなお客さんがいるから」
この言葉が、印象に残りました。
好きなものを、好きな分だけ。
「気軽に好きなものを楽しんでほしい」というお店の思いが、こんなところにも表れているように感じました。

△メニューの中には、一切れから気軽に注文できるものも。好きなものを好きなだけどうぞ

△その他にもたくさんのメニューがあります。特に盛岡冷麺がおすすめ

△スペシャルタン塩。厚切りではないのに、食べ応えがある人気メニューです

△マルチョウ。ぷるっとした食感とジューシーな味わいが楽しめます

△壺漬けドラゴンカルビ。豪快な見た目も食欲をそそります

△盛岡冷麺。おいしいスープはもちろん、コシのある麺も絶品です
おすすめの「まんぷくランチ」で、しっかり満腹
現在、「炭良ホルモン」が特におすすめしたいのが「まんぷくランチ」。
ごはん、スープ、ウーロン茶、緑茶付きの人気メニューで、しかもセルフサービスでおかわり自由です。
そして、うれしいことに「まんぷくランチ」は24時間注文OK。
……24時間?
そうなんです。朝でも、昼でも、夜でも、好きな時間に「まんぷく」になれます。
お肉は、ヤングカルビ、豚カルビ、タン先の3種類。3種類を合わせて、300g、500g、メガ盛り(1㎏)から選べます。
「炭良ホルモン」の「ランチ」は一味違います。
60分、あなたはどちらを食べる?
「まんぷくランチ」と並んで、昼の人気メニューが「食べ放題」。
こちらは時間が決まっていて、平日は朝5時から夕方4時まで、土・日・祝日は午前11時から午後3時まで。
朝5時ですよ?
ランチというより、もはや「お腹が空いたらどうぞ」の時間帯です。
しかも「食べ放題」には2種類あります。
「食べ放題ランチ」は、1時間1,360円。
ホルモン、ハツ、鶏もも、タン先、レバーの5種類が食べ放題です。
もうひとつが「スタミナ食べ放題ランチ」。
こちらは1時間2,660円。中学生・高校生なら1,860円です。
ホルモン、ハツ、鶏もも、タン先、レバーに加えて、ヤングカルビ、豚カルビ、トントロ、タンカルビ、大トロホルモンまで、全10種類。
どちらも60分ラストオーダーです。
……すごくないですか?
1時間、焼肉食べ放題。
しかも、1,360円から。
ホルモンを中心にすることで、手頃な価格でお腹いっぱい食べてもらう。
これも「手頃で、おいしいものを食べてもらいたい」というお店の思いが表れています。
さて、あなたなら、どちらを食べますか?
5種類を楽しむ「食べ放題ランチ」か、10種類のお肉を楽しめる「スタミナ食べ放題ランチ」か。
そして、食べ放題だけではありません。
定食メニューもあります。
「まんぷくランチ」や食べ放題と同じく、定食もごはん、スープ、ウーロン茶、緑茶付き。こちらもセルフサービスでおかわり自由です。
先ほど紹介した「まんぷくランチ」と同じく、定食もなんと24時間注文OK。
しかも、全部で9種類。
朝でも、昼でも、夜でも、食べたいときに食べられる。
毎日食べても、9種類制覇には9日かかります!
これはもう、「今日はどれにしよう?」と、迷う時間まで楽しめそうです。

△「食べ放題ランチ」と「スタミナ食べ放題ランチ」。そして、「焼肉定食ランチ」に「まんぷくランチ」まで、ランチメニューが充実しています

△「食べ放題ランチ」のお肉。5種類のお肉を好きなだけ楽しめます

△「スタミナ食べ放題ランチ」のお肉。食べ放題ランチの5種類に加え、さらに5種類のお肉が追加されます

△おすすめの「まんぷくランチ」。ボリュームもしっかりあります
2階、カラオケになってます
そして今回、もうひとつ驚いたのが、2階です。
なんと、カラオケができます。
始めたのは2019年ごろ。
2階のスペースを活用してスタートしたそうです。
カラオケは焼肉店のお客さんだけでなく、一般のお客さんも利用できます。
宴会や食事会はもちろん、歌の練習や楽器の演奏など、使い方はいろいろ。
でも、ここが「炭良ホルモン」らしいところ。
カラオケをしながら、焼肉までできるんです。
ここでは本当に焼肉ができます。
1階の「炭良ホルモン」で好きなお肉を注文したら、2階へ。
そこには家庭用のホットプレートがあり、そこで焼肉をすることができます。
つまり、
「今日は友達とカラオケに行こう」
と思ったときに、
「じゃあ、焼肉もしようよ」
ができるんです。
もちろん、ファミリーでの利用でもOK。
自宅で焼肉をするような感覚で、周りを気にせず歌って、焼いて、食べる。小さなお子さんがいるご家族にも良さそうです。
そんな夢みたいな場所が、実際にここにあります。
焼肉店の2階とは思えない、少し特別な時間を過ごせそうです。

△2階のカラオケスペース。歌だけでなく、「炭良ホルモン」の肉をホットプレートで焼いて楽しむこともできます
そして、この部屋がホテルにもなる
さらに驚くのが、この2階。
実は、カラオケだけではなく、ホテルとしても利用されています。
そう、カラオケとホテルが同じスペースなのです。
宿泊予約があるときは、ホテルとして。
予約がないときは、カラオケスペースとして。
ホテルとしての利用を始めたのは2024年ごろ。宿泊客の約8割が外国人で、ホテル検索サイトからの予約が多いそうです。
寝室に加えてキッチンもあり、宿泊客が1階の「炭良ホルモン」で食事をすることも。
焼肉を食べる。
カラオケを楽しむ。
そして、泊まる。
焼肉店の2階に、カラオケとホテル。
これも「炭良ホルモン」の現在です。
「変わった。でも、変わらない。」
2018年から8年。
看板も。壁の色も、メニューも変わりました。
そして2階には新しい場所が生まれました。
でも、取材で感じたのは、変わったこと以上に、変わらないものがあるということ。
「手頃で、おいしいものを食べてもらいたい」
「気軽に来てもらいたい」
その思いがあるからこそ、一人でも、家族でも、友達同士でも、自分にあった楽しみ方ができる。
‟焼肉をもっと身近に“
それが16年続く「炭良ホルモン」なのかもしれません。
次に訪れたときには、また何か新しいことが始まっているかもしれません。

△スタッフの小松原さんが、代わりに写真に入ってくれました

△今日も「炭良ホルモン」は元気に営業中です!
取材後記
今回、「炭良ホルモン」を取材して感じたのは、焼肉をもっと気軽に楽しんでほしいという思いが、お店のさまざまなところに表れていることでした。
取材中はカラオケやホテルの話、新しい取り組みの話など、さまざまなお話を聞かせていただきましたが、その根っこにはいつも「気軽に来てもらいたい」という思いがありました。
焼肉というと、ちょっと特別な食事というイメージもあります。
でも、ここなら一人でも、家族でも仲間同士でも気軽に立ち寄れる。
おいしいものを食べて、楽しんで、最後は笑顔で満足して帰る。
そんな時間を大切にしていることが、取材を通して伝わってきました。
そして2階にはカラオケスペースやホテルまで。
今回の取材では、これまで知らなかった「炭良ホルモン」の新しい一面を知ることもできました。
かくいう私も、取材のあと、「まんぷくランチ」のほか、冷麺、ミノなどをたくさん食べて、
しっかり「まんぷく」になってお店を後にしました。
「焼肉を食べたい」と思ったときに、いつでも気軽に行ける。
そんな、みんなから愛される焼肉屋さんがここにある。
今回も、素敵なお店とみなさんに出会うことができました。

△取材後は、楽しくお話ししながら、焼肉を。とても楽しいランチタイムでした
※2026年8月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。