銭湯のマナー、知っていますか?
公開日:2017年12月25日
12月22日。冬至といえば柚子湯だ!とやってきたのは
枝川にある銭湯
白山湯
年に一度、冬至の日には柚子湯が楽しめるんです。
昭和30年に創業後、江東区民に愛されて60年以上、現在は3代目となる白田敏博さんが若い感性で新風を吹き込んでいます。
Wi-Fi完備&電子マネーも使用可能と、時代の先を行くサービスをしっかり取り入れています。インバウンド対策、完璧ですね。
ことみせ外国人ライターのジェレミーさんも「いい湯だな~♪」とご満悦。
日本各地のご当地サイダーが楽しめる銭湯もなかなかないんじゃないでしょうか。
月に一度のキッズデーもありますよ。
アヒル湯は毎週日・祝祭日、お正月は1月3日まで毎日やってます♪
このように様々な試みで、銭湯に馴染みのなかった若者たちにもその魅力を伝えている白田さんですが、実は憂いていることがあるんです。
それは銭湯のマナーを知らない方が少なくない、ということ。
「銭湯ビギナーの方に多いのですが、自宅のお風呂と同じように入られるんですよね」。
というわけで、
改めて銭湯での注意事項!
●浴室に入る前に下着を脱ぎ、入浴前に身体を洗う。これ、一番大事!
「湯船に入る前に身体の前と後ろ、しっかり流すのがマナーです!」
●タオルを湯船につけない。
「他の人が身体を洗ったかもしれないタオルをお湯につけられるといやでしょ?」
●脱衣場に戻る前に身体を拭く。
「タオルで身体を拭いてから脱衣所に移動してくださいね。脱衣所がびしょびしょになっちゃいますから」。
●シャワーは座って使う。使用していないときは水を出しっぱなしにしない。「水の無駄使いはだめですよ~」。
●洗濯はしちゃだめ。「はい、当たり前ですね」。
他にもオムツやマスクを捨てる人、髪の毛を束ねないまま入浴する長髪の人など、困ったちゃんがけっこういるんです、とのこと。
続いてタオルについての説明も少々。
白山湯では衛生的な観点からタオルの貸し出しはしておらず、持参するか、購入してもらっています。フェイスタオルといわれる最も一般的なサイズ(34cm×80cm)が100円~、バスタオルは500円。
そのフェイスタオルを浴室に持って入り、入浴後、脱衣場に戻る前に身体を拭くのが全国共通の銭湯マナー。
そのほか「これはやめてね」という項目をわかりやすく書いたポスターがあるので入浴にご一読を。
皆でマナーを守って入浴すれば、より快適なお風呂タイムが過ごせますよね!
というわけで、ことみせスタッフ、マナーをしっかり守って、今年の冬至は柚子湯を堪能しました♡