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立ち呑みwine Maru-shu2(タチノミワインマルシュツー)

place門前仲町駅2出口から徒歩1分

まるでバスクのバルみたい!陽気でおいしい門仲の穴場店

公開日:2021年11月25日

門前仲町駅から徒歩1分。永代通りから路地へ入り、飲食店が軒を連ねる一角に、早い時間からワイン好きが集う立ち飲みバルがあります。

 

立ち呑みwine Maru-shu2

 

△店の前面をオープンにした開放的な造り。ディナー前の″サクッと1杯″や2軒目&3軒目として使う人も多いほか、しっかりご飯も堪能する人も

 

陽気でカジュアルで、ワインも料理もおいしくてお手頃で。16時のハッピーアワーの開始と同時に賑わいはじめ、まるで美食の街、スペイン・バスク地方のサンセバスチャンのバルを思わせるこちら、実は門仲で人気の葡萄屋 Maru-shuの姉妹店。

 

△店内は全て立ち飲み仕様でキャッシュオンデリバリー。注文ごとにテーブルのかごにお金を入れて支払い

 

△立ち飲みなので、席料がかならないのも嬉しい!

 

「より気軽にカジュアルにおいしいワインと食事を楽しんていただけるよう、さくっと立ち寄れる立ち飲みスタイルで、スモールポーションのタパスを数多く揃え、お値段も抑えめにしています」と語るのは、オーナーでシェフソムリエの山本さん。

 

△左から瀬戸川靖久シェフと、オーナーでシェフソムリエの山本誠さん

 

ワインがおいしく飲めるタパスが中心のお料理も、本店同様、ソースやドレッシングはもちろん、スモークサーモンやサルシッチャに至るまで手作りする本格派。そして嬉しいことに、タパスは200円~、メインの肉料理でも最高値1,200円という良心価格です。さらに、平日16時から18時のハッピーアワーは、ビール一律300円、グラスワイン200円引きと太っ腹。

 

△グラスワインは400円~なので、平日ハッピーアワーでは1杯200円~

 

グラスで楽しめるワインは、赤白各10種と泡数種類の常時20種以上が揃い、産地も品種も多彩なラインナップ。国際品種から、各国の土着品種まで幅広く揃い、飲み比べて楽しむ人も多数。リーズナブルに色々な品種を試すことができるので、ソムリエやワインエキスパート資格の二次試験対策に、数種類をブラインドテイスティングする人も多いのだとか。

 

△グラスワインをメインに、デキャンタ、ボトルでも用意しています

 

その20種のワイン、ハッピーアワーだと1杯200円~なのですが、いずれもその価格帯のレベルをはるかに超える味わいに感動。ソムリエ山本さんのセレクトに脱帽です。

 

△このお値段でこの味?!と感動を覚えるほどの見事なセレクト。リーズナブルかつおいしいワインが揃っています

 

 

ワインがすすむ美味なる自家製タパス

 

ではそのワインを引き立てるシェフ自慢の料理の一部、ご紹介しますね。まずはコレ、というリピーターが多い「チョビタマ」

 

△黄身トロトロに仕上げた煮卵に、アンチョビとガーリックオイルをトッピングした「チョビタマ」200円

 

ハーブを効かせた煮汁で仕上げた洋テイストの煮卵は、アンチョビの塩味と複雑な旨み、トロトロ食感が織りなすハーモニーが絶妙で、後を引くおいしさ。スパークリングやフレッシュ&ドライな白ワインとどうぞ。

 

△左から「チョビタマ」「トマトの白ワイン漬け」。注文してすぐに出てくる人気の冷製タパスです

 

湯むきしたトマトをローズマリーと白ワインを効かせたマリネ液につけこんだ「トマトの白ワイン漬け」(220円)も根強い人気。ハーブと白ワインの風味をまとった甘酸っぱいトマトは香り高く、まるで高貴なスイーツのよう。こちらもスパークリングや白ワインと相性抜群です。

 

続いて「ホタテとスモークサーモンのタルタル バゲット添え」830円

 

△厨房で丁寧に燻す自家製スモークサーモンも美味

 

スモーキーなサーモンと甘いホタテを、クリームチーズ入りのリッチなタルタルが包みます。こちらは樽香の利いたリッチなシャルドネと合わせたい!

 

白ワインとも赤ワインとも調和する懐の深い一品が「仔羊の自家製サルシッチャ」730円。

 

△ラムのうま味が際立つ肉々しい食感に松の実がアクセント

 

上質なラムを使い、程よくスパイスを効かせているから、普段ラムを食べない人でもおいしくいただけるはず。腸詰めするところから手作りする本格的なサルシッチャ、ぜひ味わってほしい!

 

 

付け合わせのマッシュポテトもバター香る洗練された味わい。同行した、ローストビーフ&マッシュポテトの国・イギリス出身ライターのスティーブン氏も絶賛でした。

 

 

以上、ハッピーアワーにワイン3杯いただいて、総額2,580円!

 

立ち飲みバルながら「自家製生地のピッツァ」や「トリッパと白いんげん豆のトマト煮込み」「豚バラ肉の白ワイン煮込み」など、しっかりご飯やメイン料理が揃っているのも嬉しいポイント。生牡蠣や白子など、山本さんが豊洲市場で仕入れる「本日のオススメ」もぜひ試したいところです。

 

 

ワイン好きならずともカジュアルに陽気に美食を楽しめるこちら、「ちょっといい店知ってるんだ」と、グルメな友人を連れていきたい一軒です。

 

※記事の内容は2021年11月時点での情報で、表示金額は税込価格です。最新の情報はお店に直接お問い合わせください。

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