アートとゼリーとコーヒーと。街が楽しくなる古民家カフェ

公開日：2022年3月23日

アートとカフェの街・清澄白河に、またひとつ魅力的なカフェが誕生しました。

no mark.Cafe（ノーマークカフェ）

築70年の古民家をリノベーションした店内は、木の温もりとモルタルの質感が調和したスカンジナビアンモダンスタイル。ハンドドリップで淹れるコーヒーの香りと耳に心地よいBGMが、ゆったりとした居心地の良い空間を演出しています。

コンセプトは「清澄白河を知る・味わう・持ち帰る」

「清澄白河には、魅力的なカフェやアートスポット、公園がたくさん点在しています。どんなふうに巡って楽しむか、街歩きのプランニングをするベース基地としても使っていただけたら」。そう言ってオーナーの竹井さんが見せてくれたのが、各テーブルに用意されているオリジナルのマップ。

清澄白河のカフェマップ（なんと30軒以上も！）と、見どころ＆グルメマップの2枚仕立てになっていて、専用のペンで自由に書き込むことができます。

△もともと観光客のために用意したそうですが、「こんなお店があったんだ」「街の魅力を再発見できた」と、地元の方からも好評なのだとか

このお店でワインを、向かいのパン屋さんでバゲットを買って、木場公園でピクニックして最後は美術館…、というようなルートを書き込んで携帯で撮影したら、いざ街歩きへ。レジャーシートとバスケットを1日レンタルできる「ピクニックプラン」（2ドリンク、クッキー2枚付き、1,600円）も用意されています。

また2カ月に1度、コーヒー片手にアートを楽しめる「CAFE DE ART」を開催しています。

2月は猫の日（2月22日）にちなんで「ねこ・猫・ネコ展」を開催。その際好評を博したオリジナルの「土俵際ねこ」をチケットとして販売する「コーヒーサブスク」がスタートしました。1カ月間コーヒー飲み放題2,222円と、かなりお得です！

△こちらがその土俵際ねこ。“皆が大変な時代だけど、土俵際でふんばって前を向こう！” そんな思いが込められています

熟練バリスタが淹れる極上の一杯を

街歩きの計画を練りながら、もしくはアートを鑑賞しながら味わいたいのは、某有名カフェで20年間腕をふるってきた熟練バリスタの山口さんがハンドドリップで丁寧に淹れるコーヒー。

「挽きたて、淹れたてのコーヒーのおいしさを味わってほしい」と、注文ごとに豆を挽き、湯の温度や注ぎ方、蒸らし時間など、五感を研ぎ澄ませて、豆と向き合います。

豆から一杯のコーヒーが出来上がるまでの様子を五感で楽しめるライブ感もこちらの魅力。とりわけカウンター席は、山口さんのバリスタ技術を目の前で鑑賞できる特等席です。

△「産地についてお話したり、お客様と近い距離で交流できるのも楽しいです。ぜひ気軽に話しかけてくださいね」と山口さん

今回淹れていただいたのは、3種の「本日のコーヒー」から、カカオのような甘やかなコクと柑橘の香りが特徴の「メキシコ」。うっとりするような甘美な香りに癒されます。

4月からはスペシャルティコーヒーが登場予定で、特別に数量限定の「ゲイシャ」（1,200円）も用意していただきました。

△マグカップの縁でふんばっているのはサブスク購入でゲットできる「土俵際ねこ」

「『ゲイシャ』はコスタリカが有名ですが、原産はエチオピアなんですよ」なんていう豆知識を伺いながら極上の一杯を堪能するうちに、コーヒーの表面にこんな美しいオブジェが出現！

実はコレ、天井の花火電球が映りこんだもの。「コレを狙って各テーブル上に色違いの電球を設置してるんです」というオーナーの遊び心、ぜひカメラに収めてSNSにアップしてくださいね。

SNS映え抜群！体に優しい手作りゼリー

さて、コーヒーと並んで外せないのが3種のゼリー。お子様にも安心して食べてもらえるよう、フェアトレードのオーガニック原料にこだわった手作りゼリーは、フォトジェニックなビジュアルはもちろん、二層仕立ての異なる食感と味わいのコントラストも楽しい逸品です。

△ゼリー各種550円。清澄白河の街の風景を描いたコースターにも注目！

左は、一番人気の「清澄BLUE」。美しいブルーのバタフライピー＆レモングラスのゼリーは甘酸っぱくてトロトロ、下のミルクゼリーは甘くてミルキーなぷるぷる食感。中央の「白河WHITE」は、ジャスミンゼリーとココナッツゼリーの組み合わせが絶妙の、香り高いおいしさ。右の「NO MARK BLACK」は、ビターなコーヒーゼリーともっちり甘い餡ゼリーが好相性。いずれも甘さ控えめの優しい味わいです。