安くなく早くない、それでも人気の理由とは
公開日:2015年12月28日
自然素材で住宅リフォーム
門前仲町にある、住宅リフォーム専門会社「エコリフォーム」さんへ行ってきました。
飲食店が多い商店街にあるビルの2階です。
階段を上がると、ただよう木の香。いざ、中へ。
「どうぞ」と通してもらったショールームは、天然の木材を使った床や建具、しっくいの壁。なんとも居心地良い空間です。
エコリフォームという社名の通り、合板ではなく無垢の木材を使い、壁はビニールではなく和紙やドイツ製の紙・しっくいなど、天然素材を使い、身体や環境に負担がかからないリフォームを行っているそうです。
床や、木材のサンプルがある棚、部屋全てが天然の芳香剤のよう・・(いい匂いです♡)
木の香に癒されます。ここが職場なら、家なら、リラックスできて一日中、気分良くいられそう・・・。
女性の感性でプランニング
木の香に包まれて毎日お仕事をしているスタッフの皆さん。
お昼はお味噌汁を作って、皆さん一緒にランチするんだとか。アットホームな雰囲気の会社のようです。
左端、一級建築士の塩谷敏雄さんは、創業60年の工務店の2代目。隣がエコリフォーム代表の塩谷理枝さん。「工務店の技術と女性の感性やプランニング能力を加えた会社を作りたい」と考え、ご主人の会社から独立創業したそうです。建築士として携わっているご主人以外はすべて女性スタッフなんだとか。(いつもはもう2名いるそうですが、この日は不在)
ここはデスクワークスペース。もちろん、ここも木の香いっぱいです。
「インテリアコーディネーターや2級建築士の資格を持つ女性スタッフが、お客様とじっくり話をしてプランニングしていきます」と、理枝さん。
特に宣伝はしていないけれど、口コミや紹介での注文が多いとのこと。長年、工務店として培った実績・信頼があればこそのようです。
新築建替えではなく、なぜリフォームなのか
家を解体することなく、耐震工事を施し断熱性を上げ、自然素材を使う、エコリフォームさんの戸建てリフォーム。安価で工期が短く済むビニールクロスやフローリング材を使わないので、工期・金額とも、新築並みなんだそうです。
「新築並みの工期・金額なら、お客様はなぜ新築にしないの?って思うでしょう?」と、塩谷さん。
「はい、確かに・・」
「建ぺい率の問題で、建て直すと狭くなってしまったり、最悪の場合は家を建てることができなくなることもあるんです」
「なるほど。広さを変えることなく、家の機能を上げて新築のようにしてしまうんですね」
施行例はこちら。
↓
2011年の震災で傾いたという、築65年以上の住宅だそうです。
(リフォーム前)
(リフォーム後)
(内部・リフォーム前)
(リフォーム後)
床面積を減らすことなく、安全で暮らしやすい家に生まれ変わったそうです。
施工の様子、詳しくはコチラをご覧ください。
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http://example.eco-inc.co.jp/2012/10/post_122.php
「それと、多いのがマンションのスケルトンリフォームなんです」と、塩谷さん。
「スケルトンリフォーム?」
「マンションの内部の壁を全て取り払い、ひとつの箱にして、そこからまったく新しい住まいを作っていくことです」
マンションのスケルトンリフォームの施工例はコチラ
↓
(リフォーム前)
(リフォーム後)
築30年のマンションがスケルトンリフォームで自然素材たっぷりの明るい部屋になりました。
その他施工例が多数載っている、エコリフォームさんのサイトをご覧ください。
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ライフスタイルの変化などで、今の住まいをリフォームしたいと思った時のために、心の片隅に覚えておきたいと思ったリフォーム専門会社でした。