これぞ「THE ラーメン」。余計なものはいらない。懐かしさこの上ない、やさしい味を思う存分ご堪能あれ!
繁華街から離れ、落ち着いた雰囲気のある牡丹町通りで、長年地元の人に愛される中華料理店。鶏、豚のげんこつ、昆布、鰹節、煮干しなどを約4時間煮込んだスープで作る「ラーメン」(570円)は、醤油ラーメン本来の味を思い出させてくれる。卵麺のツルツルした食感も懐かしい。
一番人気の「タンメン」(640円)は、たっぷりの炒め野菜が入って、最後までアツアツで食べられる。栄養満点!
使い込まれた赤いカウンター。「昭和の画が撮りたい!」とロケ地になったことも。
店主の永野雅子さん。お父さんの茂治さんが横浜の老舗中華料理店で修業し開店。年代を問わず愛される味と良心的な価格。
見よ!この見目麗しい丼を!鴨の旨味、ネギの甘さ、出汁の奥深さが三位一体となった美味しさを食べないなんてあり得ない!
3種類の削り節でとったダシ汁に、数日寝かせた「かえし」 を加えた「甘汁」と呼ばれる上品なつゆ。鴨肉とネギ・ユズ・ミツバの風味が加わった「鴨南蛮」(950円)は美味!ネギ専門店から仕入れるという、太さが揃い、切った断面がつまった千住ネギを使うのがこだわり。
大きなクスノキのテーブルが印象的な清潔で明るい店内は、「そば屋」というよりカフェのよう。掘りごたつ式の座敷もある。
昔の店の様子が写真で飾られて。長年愛されてきた店ということは一目瞭然。
「お客様に支えられてここまできました」創業65年を越える老舗を支える3代目・石田さん夫妻。
レストランだからこそのこだわり。甘みと酸味がちょうど良いトマトソースとパスタがからまり合って、美味。
「昔ながらのナポリタンとは一味違う」と、若い人からも人気。さっぱりした特製トマトソースと、シェフがこだわるイタリアのパスタを使用。注文すれば好きな具を追加できるのもこの店ならでは。ミニサラダ付800円、ランチタイムにはコーヒーのサービスも。
テキパキとパスタを作ってしまう前田さんの手さばき、見惚れてしまう。
ランチタイムには、近隣で働くビジネスマンで盛況になる店内。夜は宴会もOK!
ここで店を初めて19年。料理はすべてオーナーシェフの前田たけいち武一さんが一人で作っているという。
1950年に和菓子屋として暖簾を掲げ、うどんやそばも始める。初代が考案した「塩うどん」は、地元の人たちにとっては子どもの頃から親しんだ味。他にはない塩味のスープと独特の柔らかな麺にほっこり。お餅の入った「もちうどん」(540円)が1番人気。
2代目を務める大窪俊一さん(中央)、妻の久美子さん(右)、息子の諭さん(左)が切り盛り。
安くてうまい肉にこだわる焼肉屋さんで、〆に、ランチに、人気の「ビビン麺」(750円)。つけ添えの冷麺スープを半分投入し、よ〜く混ぜて召し上がれ。ピリ辛のタレとたっぷり具材が、ノド越しツルツルの麺に絡み合う。お酢を加えてあっさり味を楽しむ人も。
昭和レトロな雰囲気の内装。近隣のビジネスマンがランチに足繁く通う。
おつまみも豊富で、ちょい飲みに訪れるビジネスマンも多数。隠れ人気メニューの「白ごまラーメン」(780円)は、白ごまペーストをたっぷり加えたみそベースのスープがクリーミー。太麺と甘辛いひき肉をからめてどうぞ。セサミン効果で女性からも熱い支持!
キムチ、味玉、チャーシューの三種盛り(390円)。とりあえずビールで晩酌!
ソムリエでもある店主の友野和義さんが“手打ち”する「へぎそば」(780円)。今ではご当地・新潟県小千谷市でも珍しいそう。布海苔の入った柔らかな緑色のそばが膳にもられて。「もり汁は醤油がベースだから赤ワインと合うんだよ」なんて新しい提案も。
打ちたて、切りたてのへぎそばからはほんのり磯の香りが・・・。
お好み焼きやもんじゃ同様、鉄板・粉もんの王道。生エビ・生イカ・豚肉・キャベツ・モヤシ・干しエビと具だくさん。子どもから大人までファンが多い、昔ながらの優しいソース味。家庭では作れない、鉄板ならではの美味しさを家族や友人と楽しみたい!
「焼きそば」(700円)。女将さんの慣れた手つきで、手早くより美味しく。
地元在住の小矢(こや)真弓さんが、子育て中のお母さんの憩の場になればと今年オープンした昼飲みできる店。ヘルシーな羊肉料理を中心に家庭的なメニューも揃う。ナンプラーで揉んだラム肉炒めとパクチー、米粉の中太麺との相性はばっちり!500円なんてうれしい!
座敷、テーブルの他、カウンター席も。女性客が多いのも特徴。
今年で40周年を迎える。鮮度抜群の魚貝類を使ったメニューが豊富。「ブイヤベースパスタ」(1,980円)は、数種類の魚のアラをじっくり煮込んで作ったスープに、隠し味にカニみそを使うという贅沢な逸品。パスタにソースをからめて、海をまるごと召し上がれ。
オーナー自らヨーロッパで買付けたこだわりのワインも。料理に合うおススメを聞いてみて。
現在の店主で3代目。創業時から変わらぬレシピで作る「カレー南蛮」は、メニューが多いこの店で不動の人気を誇る。程よいとろみのあるつゆにからむ、麺と玉ねぎ、豚肉は絶妙のバランス。最後まで飽きさせない旨さ。単品650円。香の物とライス付セット850円。
通年メニューの「カキフライ」はライス・小ぶりなそばと香の物がついて900円。