ことみせのほん

「ことみせ」3月号(第23号) / 2018年3月発行

特集:WONDER KOTO

外国人ライターが感動した江東区のお店15選

15 Stores in Koto

that Made a Lasting Impression:

A Selection by Kotomise English Writers

01 古きよき東京に会える – 白山湯

Photos by Jeremy Hutchinson

歴史を感じる壁も、床も、古い時計も、全てがノスタルジック! まるで私が来日した70年代の東京にタイムスリップしたみたい。温泉地まで行かずとも、近所で非日常感を味わいつつ広~い湯船に漬かることができるなんて! 入浴のルールは他人への気配り。銭湯には古きよき日本の文化が凝縮されているね。

白山湯

 

02 心満たされるファストフード – 花いなり

Photos by Jeremy Hutchinson

小腹がすいた時には、こちらのいなり寿司が最高! プレーン、ガリ、ゴマ、ゆず、ラッキョウと5種類あって、どれも1個100円前後。店主の市村朱麗さんが、祖父の愛した味を一つ一つ丁寧に手作り。店先のベンチで、亀戸の風景を眺めながらパクリ。上品な甘さが口の中に広がって、ほっこりした気分になれるんだ。

花いなり

 

03 ラーメン界の革命児 – 江戸麺熊八

Photos by Stephen Spencer

口に入れた瞬間、花火がはじけた! いろんな味がする! 辛いけど箸が止まらない! 思いもよらない食材も大胆に試し、究極の一杯を実現したのは矢澤真さん。化学調味料を一切使用せず、食材本来のうまみだけで勝負! 個性的な味だけど、外国人のリピーターも多いと聞いて納得! だってうまいんだもん!

江戸麺熊八

 

04 亀戸にいた! スゴイ漢方薬剤師 – 亀戸漢方 松江堂薬局

Photos by Stephen Spencer

漢方薬の原料は鹿のツノ、虫、トカゲなどなど。気持ち悪い? いや、“自然界が生んだ薬”として欧米でも高く評価されているよ。しかも院長の松江一彦さんは、漢方の本場中国でも薬学を極め、西洋と東洋の知識を合わせ持つスゴイ人。

亀戸漢方 松江堂薬局

 

05 屏風の美しさにノックアウト! – 古牧表具インテリア

Photos by Stephen Spencer

どうしても手に入れたい逸品を見つけてしまった! それは浮世絵柄のミニ屏風! ぜひ本棚に飾りたい。きっと部屋の雰囲気がぐっと上品に変わるよ。これらは、ふすまや屏風などを作る職人、古牧平市さんの作品。熟練の技術が必要な伝統工芸なんだって。憧れるなぁ!

古牧表具インテリア

 

06 ヌーベルお好み焼き始まってます! – Saotome-Ke

Photos by David Parmer

見た目もラブリーな「ハーブと塩のお好み焼き」は、米粉で作るグルテンフリー! 上品な味わいで“ヌーベルお好み焼き”と呼びたいよ。店主の早乙女正雄さん・弥麗さん夫妻のピッタリ息のあったおもてなしは最高! 二人で作った器や、DIYした内装からもぬくもりが感じられて、落ち着いた気分になれるんだ。

Saotome-Ke

 

07 冷静と情熱のコーヒーマイスター – HIDE COFFEE BEANS STORE

Photos by David Parmer

マスターの斎藤英和さんは物静かな人。でも、コーヒーへの情熱や自信が内側からにじみ出て、圧倒的なオーラ!
焙煎やドリップの技術も一流。好みの味を伝えて淹れてくれた一杯も最高だった! 湾岸エリアで本当においしいスペシャルティコーヒーを飲める貴重な店だよ。

HIDE COFFEE BEANS STORE

 

08 ちょっと変わった写真屋のオヤジ – 写真屋さんホックス

Photos by David Parmer

店先にはおもちゃや古本……。変わった写真屋だと思っていたら、流暢な英語を話す店主が出てきてビックリ! 元、写真現像機のセールスエンジニアという佐野威さんは、世界85カ国以上を巡り語学も堪能。パワーがみなぎっていて、話すだけでワクワクするよ。

写真屋さんホックス

 

09 下町のパン屋さんは食のワンダーランド – ナカヤパン店

「昔からのレシピを使っています」と言われると、キュンキュンする。時が変わっても変わらない味を守りつつ、遊び心満載な新作もじゃんじゃん出す! パンが大好き、お客さん大好きっていう気持ちが練りこまれた商品は、時に無性に頬張りたくなる味を持っている。海外のブーランジェリーにも負けてません!

ナカヤパン店

 

10 床屋さんの技術はすごかった! – Hair&Make Mowa

“床屋”の固定概念を覆すオシャレな内装は、居心地よさを主張した空間づくり。レディースシェービングは初めてだったけど、本当に気持ちよくてさっぱりしたよ! 国家資格を持つ床屋さんだからこそ提供できるこのサービス、もっと多くの人に知ってもらいたい!

Hair&Make Mowa

 

11 美容の先輩に出会えた – 乙女や

日本の美容品は凄まじく種類が多くて、目が回る。そんな悩みをこぼしたら「次に迷ったら、ここに来てね」と一言。以来、信頼できる商品の中から自分に合うものを一緒に選んでもらい、スキンケアも根っから見直し。「キレイ」を相談できる先輩たちが頼もしい!

乙女や

 

12 地元を知って得するとはこういうこと – 飯塚商店

初めて来たとき、「引っ越しの時に知りたかった~!」と何度もつぶやいちゃった。セラミックのフライパンに、かわいいケトル。大手チェーン店では手が出せなかった生活品のあれやこれがビックリお値段でこんなところに! 地元愛あふれる下町のお店、最強!

飯塚商店

 

13 指先から伝わる誠意に感動 – Appartement salon. montique

他人に体を預けるなら、お友達のような感覚で気軽に通いたい。だから、モンティークのほんわか空間に踏み入った瞬間、ピン! と来た。完全予約制のプライベートサロンでゆったり! 何より、施術中は自分とひたすら向き合ってくれるオーナー、森美樹さんの人柄が素敵!

Appartement salon. montique

 

14 底知れぬ食の宝庫 – 深川めし姉御家

Photos by Aline Lambelet

深川名物「深川めし」、高知県産の魚料理、チリコンカン、韓国鍋……。メニューは豊富すぎてカオス状態!こんなお店スイスにはない! 女将の常泉光枝さんはアスリートフードマイスターで、健康的な料理も得意。おもちゃがズラっと並ぶカウンターの雰囲気もそそられる!

深川めし姉御家

 

15 イタリア人も驚いた – ピッツェリア グランデバッボ

Photos by Aline Lambelet

以前イタリアで食べた本場のナポリピザと全く同じ味! すぐに日本に住むイタリア人の友人に連絡。後日「行ったよ! 懐かしい味を食べられてうれしかった」とお礼メールが来たよ。石窯をイタリアから取り寄せ、本場の味を忠実に再現するピザ職人の技術に驚嘆!

ピッツェリア グランデバッボ